たくさん技術を学んでも、伝える技術は別だった。
『技術さえ向上してれば人は集まる』
『技術がなければ人を満足させられない』
『お金をかけた分だけ技術は向上する』
なんてことを僕らが学生のときは
たくさん、名人と言われる方々に
お言葉をいただいていた。
もちろん技術はとても大切だし
日々向上させていくものである。
これは技術職としては当然の
ことだと思う。
昔はこれだけしてれば、
口コミで人も集まるし
競合も少なかった。
だから“伝える“ということに関しては
あまり深く考えられていなかったと思う。
もちろん、後身の育成のために
同業者にわかりやすく伝えることは
尽力されていた。
でも、一般の何も知らない人に関しては
どうだっただろうか。
他業種の人に伝えるときは
どうだっただろうか。
“伝えること“とは“伝えやすい人“
に伝えることではない。
ふと、会って話して
ふとしたタイミングで
自分の技術を伝え、
“感動してもらうこと“
では無いだろうか。
感動を伝えるために
僕は業種、人種、土地、性別、
いろんな境目を取っ払って
僕は学んできた。
技術は人を“感動させる“もので
あってほしい。
それを伝える技術を磨くために
たくさんの土地で学び
たくさんの人に会い
たくさんの言葉を受け取り
たくさん悩んで
どうしたら、いま目の前の人に
伝えられるかを常に考えてる。
技術ありきで、
僕は人に技術を誇示するように
押し付けたいとは思わない。
その人を引き出すような言葉で
その人に必要なタイミングで
その人が健康で元気になれるように
感動を少しでも伝えていく。
ひとりでも多くの人に元気で
楽しい豊かな人生を
歩んでもらうために。
伝える技術を僕はこれからも
疎かにはしない。
最後まで読んでいただきありがとうございます😊