「福祉を突き詰めるために、福祉の枠組みを外す方法」~支援者も豊かになる制度外のソーシャルアクション
支援で目の前でサポートを必要としている利用者の方に、既存のサービスがなくサポートできない。
所属機関の役割からはみ出したニーズには、対応がしにくい。
他機関と連携しても、制度の谷間があり、対応できる人がいない、、、
支援をしていて、こんな経験はありませんか?
こんな支援者のもやもやを、運営している制度事業と合わせて新しいアクションをされているのが、NPO法人ディレクターの佐藤さんです。
就労移行支援事業所の管理者をしながら、制度外で障害者の住宅支援、大人の引きこもり支援、最近では婚活支援やオンラインサロンの運営をされています。(佐藤さんの取材記事はこちら↓)
佐藤さんへ活動や考えを根ほり葉ほり聞いてみた前回のイベントでは、
・制度外の仕組みの作り方
・スタッフマネジメント
・マネタイズ
・チャレンジする際のスタンスに
ついてお話していただきました!
20名近くの参加者の方からは、
大小かかわらず、何か新しいことを始めたり、挑戦するときに
「あ、そんな風に考えたらいいのか!」
「そこから始めたらいいんだな」
などご感想が!
私も参考になるヒントをたくさんいただいたイベントになりました。
佐藤さんのアクションは、
「制度では対応できないいわゆる制度の谷間や、制度の限界によって、就労移行支援に利用によって就職はできても、その後生きる上で必要な経験を積んだり、サポートを受けられない」
という障害のある方の暮らし、生き方そのものの課題を
既存の福祉の枠組みを外す(制度外の仕組みを取り入れる)ことで可能性をつくっていくものです。
インタビューの中でも、このようにお話されていました。
そもそも、就職をすることが難しいひとはほとんどいないんですよね。
でもなぜ就職今できてないんだっけ?と考えると、家庭の問題があって生活がガタついているとか、生育歴の中で対人関係がうまくいかなくて自己肯定感を醸成していくプロセスを踏めていないとか、ほとんどの方がそうなんですよね。
こういう課題がある人が多いのであれば、いわゆる就労移行の立て付けだけでやっていっても違うんだろうなと思い始めました。
例えば、就職した利用者さん同士が結婚したいって言われていたんですね。これは同棲までの貯金計画を立てて、電気屋やニトリにいって、何がいるのか、これだけのものは買わないといけない、というサポートして、無事に結婚した、ということがありました。
その時、社会に出た後もライフステージはどんどん進んでいくけど、そのサポートって何だっけ?と考えた時に、なかったんです。
今回は、インタビューイベントの第二回として、今特に活動的に動かれている「障害者の婚活支援」についてお伺いしてみます!
障害分野の中でも触れられてこなかった、障害者の結婚の問題。
けれど、就職の先には、誰でも考えうる選択肢です。
そもそも人との付き合い方を経験してこなかった当事者の方へのサポートをどう行っていらっしゃるのか?
また、スティグマの多いこの課題に、どのように他者を巻き込み、支援を形にしていらっしゃるのかお伺いしてみます!
何か活動したいけど、どう動いたらいいか分からない。
ヒントや後押しが欲しい、という人におすすめのイベントです!
Youtube配信なので気軽に聞いていただけます^^
★今回のイベント収益は、佐藤さんの婚活支援事業で必要な資金として使っていただく予定です。応援でのご参加も大歓迎です!
お申込みはこちらから! ↓↓