Sweettype

2002年からデジタル時代に紛れて写真撮影と映像制作を生業にしている中村と申します。企業団体様との業務が8割を締める商業カメラマンです。 https://sweettype.net

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出張カメラマンの集客の歴史(過去24年前から)

これからフリーランスでカメラマンをしたいと思っている人にとっては多少役に立つ内容ではないかと思って記事を投稿します。 カメラマンを始めるとなった時の集客について、2000年ごろからカメラマンを始めた人の話しになりますので、今ならどうかという視点と共にお話ししてみたいと思います。 ホテルマン時代に婚礼担当を数百組経験した経験があるということと、写真やビデオの撮影を趣味でしていた経験があり、結婚式の撮影ならできるだろうということで婚礼カメラマンとしてフリーランスで商売を始めま

    • 個人的フリーランス新法まとめ

      11月1日から施行された法律。 書面などによる取引条件の明示が必要になっています。メールやDMで問題なしですが、内容が細分化されており、記載事項は 業務の内容(撮影) 報酬額(こちらから見積もりを送ればよい) 支払い期日(御社スケジュールの告知で良い) 業務委託をした日(メールの送信日で良いと思う) 給付を受領/約務提供を受ける日(納品日はこちらから) 給付を受領/約務提供を受ける場所(オンラインで納品するのでこちらから) 発注事業者・受託側の名称(メールのやりとりでわか

      • 写真で食いたいカメラマン志望者へ

        仕事も遊びも人の半分の努力で成功するわけがない。仕事も遊びも人の何倍も努力をするから成功する可能性がある。仕事に努力しなきゃならないのが商売人。いろんなものを投げうてる覚悟がないと周りのより努力をしている人に勝てる可能性は少ないし、同じように遊びで勝てる確率も限りなく低い。大谷翔平の半分の努力で大谷翔平に勝てるわけがない。自分は自分の程度で十分と思える人は商売は向いてないし、遊びが大事と思う人にも向いてない。それだと自分より努力している人には勝てない。遊びが大事と思って人の何

        • 商業カメラマンに最適な趣味(言い訳)

          中村です。 カメラマンに体力は必要かどうかというお話しです。年に2~30日ほど撮影が無い日があるので、その日を休みとしています。 カメラマンに体力は必要だ自分の好きな被写体を撮るというスタイルなら、その被写体に合わせた体力があれば良いのですが、私の場合のようななんでも撮りますという商業カメラマン的スタイルはそれはもう相当な体力を必要とします。大げさではありません。 カメラを持って撮影をする人で撮影料金をいただくとプロカメラマンと言う認識になるかと思いますが、カメラだけでな

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        出張カメラマンの集客の歴史(過去24年前から)

          NIKKOR Z 50mm f/1.4とNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sの画質比較(追記有)

          前回のNikonの50mmの記事からしばらくたち、発売された50mmのS無しF1.4レンズが届きましたので、どの程度の画質性能か、早速純正50mmレンズ同士で撮り比べてみました。 比較するのは50mmのF1.2とF1.4です。比較のためF値は1.4で揃えています。まずは全体図。 どちらもキレイなボケでパッと見ではどちらがどちらかは判別がつきません。これならレンズの軽さで軽快な撮影ができるF1.4レンズを使うことができます、買った甲斐があります。 次に看板やパンフレット等

          NIKKOR Z 50mm f/1.4とNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sの画質比較(追記有)

          初めてのニコンフルサイズ機のレンズ選び(単焦点レンズ編)

          カメラが欲しい、でもどんなカメラとどんなレンズが良いのかわからない。そんなときに役にたてば、な記事を前回のズームレンズ編の続編で書いてみました。 今回は、ニコンのフルサイズを買う人で単焦点レンズで揃える場合のベストベターのレンズをご紹介してみます。あくまでも主観かつ単焦点レンズで揃える場合のお話しです。 なお、個人的見解ですが、ズームレンズで揃えるより単焦点レンズでカメラを始めることを圧倒的にオススメします。カメラを初めたいということは、カメラが好き、写真を撮るのが好きと

          初めてのニコンフルサイズ機のレンズ選び(単焦点レンズ編)

          Nikonの50mmF1.4が安い

          今年に入ってNikonから35mmのF1.4が格安で発売されました。その流れから今度は50mmのF1.4がさらに格安で発表されました。 実売で現状74,000円ほど。 Nikon純正の50mmは現在 NIKKOR Z 50mm f/1.8 S(実売8万円強) NIKKOR Z 50mm f/1.2 S(実売26万円強) がありますが、両者ともにS-lineの画質重視モデルで、今回発売されたF1.4はSラインでは無いということです。 しかし、他社と比べても純正でF1.4の

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          初めてのニコンフルサイズ機のレンズ選び(ズームレンズ編)

          カメラが欲しい、でもどんなカメラとどんなレンズが良いのかわからない。そんなときに役にたてば、な記事を書いてみました。 今回は、ニコンのフルサイズを買う人でズームレンズで揃える場合のベストベターのレンズをご紹介してみます。あくまでもズームレンズで揃える場合のお話しです。 間違いない大三元まずはお金に余裕のある人の一択です。これさえ買っておけば間違いないというレンズです。言い訳できないレンズです。価格はカカクコムで2024.8.17現在の情報を引用しました。 ・NIKKOR

          初めてのニコンフルサイズ機のレンズ選び(ズームレンズ編)

          閑散期にドローンの資格を取ってみた

          撮影する被写体にもよると思いますが、3月4月は桜、5月は新緑、10月・11月・12月は秋の紅葉シーズン。人物を撮影する場合に繁忙時期になるのがこの頃でしょうか。 企業や団体、官公庁関連の場合、1月・2月・3月は年度末の駆け込みや年間通して撮影してきたプロジェクトの追い込み、7月・8月は今年度の予算が通った案件の撮影スタート、11月、12月は年末期日の追い込み作業。という具合で日々が埋まります。 そして、およそですが、6月と9月の半月ほどが1年のうちで一番閑散期になることが

          閑散期にドローンの資格を取ってみた

          RAWかJPGか

          デジタルで撮影する場合データの二大柱となっているRAWとカメラ内現像によるJPGですが、RAWで撮るのかJPGで撮るのかという論争を良く見かけます。 RAWとJPGの立ち位置 RAWデータは生のデータで、所謂撮影時の光、レンズ、設定情報をデータとして保存したデータで現像前のファイルです。 JPGデータは、カメラ内で撮影したデータを現像処理されて保存されるデータになります。 個人的な主観ですが、ここで大きな勘違いが生まれています。RAWかJPGか、という論争は全く意味が

          RAWかJPGか

          カメラマンのランニングコスト

          所謂フリーランスで商業カメラマン、フォトグラファー、写真家というジャンルに置いてのランニングコストのお話しです。 前提として、ここで言う商業カメラマンとは、顧客に依頼を請けて顧客の要望に応じた撮影をするカメラマンの事を指し、フォトグラファーとは商業で撮影をしているけれど自分の感性を売るスタイルを指し、写真家とは誰にとらわれることなく自分の好きなように撮影した写真を購入してもらう人の事を指します。 上記の解釈から、写真家やフォトグラファーは己の信念を曲げること無く撮影をする

          カメラマンのランニングコスト

          オールドレンズが好きな人は

          カメラや撮影にハマっていくと「オールドレンズ」という言葉を耳に目にする機会が出てきます。オールドレンズとはその名の通り古いレンズです。発売から15年も経てばオールドレンズと呼ぶのかどうかはわかりませんが、現在の最新の機能性能を持ったレンズよりもはるか昔に作られたレンズ、ということになるかと思います。 オールドレンズの良さには「フワッと写る」「独特のボケ」その他諸々、現在の最新レンズには無い写真が撮れることから、好きな人にはドンピシャでハマるレンズが見つかることもあります。そ

          オールドレンズが好きな人は

          趣味のカメラ選び

          仕事ではフルサイズで最大限の画質、効率、操作性に重きを置いてNikonのZシリーズを使用しています。レンズも純正品を使って撮影に挑みます。ネックは唯一「重さ」ですが、仕事で撮影をする際の機材の重さについては一切考えず、性能、画質、操作性だけを追求して揃えますが、趣味の場合は全く逆の発想です。ちなみに業務で使用するカメラは以下でまとめています。 それでは本題に。 画質重視より軽さ重視 趣味、と言っても現在はカメラが趣味という訳ではなく、趣味の登山やクライミングの際に撮影を

          趣味のカメラ選び

          レンズのこと2024年2月版

          カメラのお話しは前回ざっくりしたので、今回は使用レンズのご紹介。1本ずつ書こうかと思いましたが一気に。 カメラのボディとレンズのメーカーは純正×純正でそれぞれの最大性能が発揮されますので、業務では基本的にNikon製品で揃えています。 また、大前提でNikonを使い続けていて、FマウントからZマウント移行派ですので、基本的にはFからZへの進化のご紹介になるかと思います。 私生活ではAPSセンサーのSONYも使っていますが、比較対象としては記載しません。また別の機会にAP

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          業務で使うカメラ機材

          撮影を生業にしていますので、カメラの機材を持っています。大雑把にそのご紹介。機種ごとの紹介はまた追々させて頂きます。 写真を撮るカメラはNikonを使用しています。動画も9割方Nikonのカメラで撮影をしています。 Nikon Z6ⅱ ニコンのデジタルはD1から使い続けています。ミラーレスもZ7から発売順に順次買い替えをして仕事で使っています。Z6とZ6ⅱは2400万画素でRAWデータも1枚あたり30MB前後と扱いやすく、特に人物撮影などでは良く使用しているカメラです。

          業務で使うカメラ機材

          TAMRON Model A058

          TAMRONの35-150mm F/2-2.8 Di III VXD とっても便利なレンズです。 開放がF2.0からF2.8 ズームは35mmから150mm NikonのカメラでDXにクロップすると最大225mmまで望遠ができます。 スナップには最適、動画だとさらに便利に使えます。 欠点は、まずズームリングが非常に重い事。本当に重いです。頻繁に画角を変える人には辛くなるのではないかと言うほど重いです。使えば使うほど重さが際立ちます。開放F値が明るいのでレンズそのものの重さは

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