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スナック開業  立上げ屋2

「シンプルに開業するにはどうすれば良いの?」

家賃54000円共益費6000円
敷金2ヶ月礼金1ヶ月仲介手数料1ヶ月
スタートで30万なら良い方だと思いますが、共益費の内訳は理解してますか?

「共有部分の清掃及びエレベーターの管理って聞いてるけど?」

「入口の看板の電気代金も共益費ならアリかもですね! 看板は集客に直結されている新規客を誘致する3点理論から見ても必要ですね」

「3点理論?」

1  目に入る情報 
2    耳に入る興味
3   具体的誘導 

「例えばの話し、ゆうこさん 駅前に新しいラーメン屋さんが出来たら食べに行きますか?」

「別にラーメン屋さんがすごく好きってわけではないからすぐには行かないと思うけど、知り合いとかが、食べに行って 美味しい!って聞いたら行くかも、」

「ソレ! ゆうこさんは第三の見込み客なんですよね〜」

ラーメン屋さんからしたら、

見込み客

その1 
修行していたラーメン屋さんの既存客
知り合い 
自分のファン 「SNSなどのフォロワー」

その2
ラーメンが好き ラーメン屋さんが好きな人

その3
なんとなく情報が入ってくるけど、誰か知り合い
が行ってからの情報次第で行く人

その1.2の見込み客がどう動くかで、第3の見込み客が誘導される場面に必要なのが、口コミなんだけど 

何処に (場所)

何が  (商品)

どう  (料金)  

会話の主語となる部分がターゲットに届くように
仕込みされていれば集客までの導線が明確となる

逆に明確なコンセプトが無いまま看板など作ると
望まない客層が来る可能性もあるかしら

例えば、店主の名字が大森さんで、 看板に 
麺屋 おおもり とつけて
客単価を1500円に設定 素材にこだわり
60代の好む落ち着いた店を作ろうとしたが、通ぶったマニアと若者が大盛りを求めて来店する

通ぶったマニアはアレコレと詮索してSNSで拡散
誤った情報や、勝手なイメージで店を揶揄する

情報を頼りに来店した客と、看板から勝手なイメージで来た若者は 量が少ないと不満をもらす

「ツバメさん、ちょっと考えすぎなんじゃない?」

「ゆうこさん戦術と戦略は違うのですよ、」

「どういう意味?」

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