資格なんて飾りです?!
資格は飾りか?
新型モビルスーツ・ジオングはまだ脚が付いていない未完成品。シャアにそのことを指摘された整備兵はこう切り返した。
脚なんて外見にこだわってくれるな。性能は100%発揮できる。ジオングはもう完成品だ。彼はそう言いたかったんだろう。
では、「資格」は飾りなんだろうか?
「自分には資格は不要だ」。「資格なんて取る意味がない」。まるで資格が飾り物であるかのように言う人がいる。
確かに、資格だの免許だのを手にしたとしても、それが実力の証明というわけではない。資格をもっていなくても良い仕事をする人もいる。
それでも…。
あえて言おう。意味がある、と。
例えば運転免許を考えてみたらいい。無資格者にはできないことが許される。できることが増えて、可能性の範囲が格段に広がっているとは思わないか?
資格を取ったこともない人間が、「無意味だ」、「不要だ」なんて言うもんじゃない。不遜に過ぎる。
資格の価値は資格を取った人にしかわからない。
「赤バッヂ」という資格
今日は所属しているビジネスコミュニティの月例会。
そこで、「赤バッヂ」という資格をいただいた。
このコミュニティでは入ったばかりの新米は「緑バッヂ(準会員)」。
新規会員の勧誘に成功すると、「赤バッヂ(正会員)」に昇格する。会員を増やしたことがコミュニティに貢献する行為と評価されて昇進するわけだ。
僕も先月一人の方を入会に導くことができた。それで、めでたく「赤バッヂ(正会員)」となった。
では、「緑バッヂ」には許されなくて、「赤バッヂ」だけに許されることは何か?
それは自会場のみならず、他会場の例会にも参加できるようになることだ。このコミュニティは全国組織。北は北海道から南は九州・沖縄まで。どこでも出入り自由。
東京や神奈川の別会場に行くのは手軽だ。手を付けやすい。でも、僕は地方に興味がある。弁理士は全国に約12,000人いて、その半分の約6,000人が東京にいるらしい。地方にはほとんどいないってことだ。
函館のお客さんに、「札幌とかに弁理士はいないんですか?」と聞いたら、「札幌まで特急で3時間。羽田に飛ぶ方が早い」、「いたとしても自分たちが求める弁理士を選ぶ余地がない」。そう言われた。へぇ(×3)。
地方の弁理士不足は結構深刻なのかもしれない。それなら僕にも何か手伝えることがあるかもしれない。
実際、今日の例会にも新潟、長野、高崎、茨城…。遠方から参加されている熱心な方がたくさんいた。
僕もこの人たちと同じように、行こうと思えばどこにでも行ける。普通なら会えない人にも会うことができる。これは大きなビジネスチャンスだと思う。
ぜひとも「赤バッヂ」の価値を噛み締めてみたい。
資格は取ったら終わりじゃない
ただ、この赤バッヂの効力も未来永劫、ずっと続くものではないらしい。
自分が勧誘した会員が退会してしまうと、コミュニティへの貢献はなかったも同然。
そうなると、たとえ「赤バッヂ」でも「紫バッヂ」と揶揄されるらしい(「緑バッヂ」に近い「赤バッヂ」という意味)。会場によっては、「緑バッヂ」に降格させられることもあるんだってよ。くわばらくわばら。
一度貢献したらそれでおしまいじゃない。コミュニティには継続的に貢献し続けないといけないってことだ。
今日は入会して初めて例会の運営を影からサポートさせてもらった。受付をやったり、テーブルメンバーを仕切ったり。慣れないから、段取りを色々間違えて却って迷惑をかけちゃったけどね。意欲を買って、しばらくは大目に見てくださいな(笑)
まぁ、外に出ることに興味はある。でも、まずは自会場で頑張ろうと思っている。自会場の人たちに信頼してもらう。それが第一だ。そうでなければ、こいつに仕事を出そうなんて思ってもらえないだろうから。
コミュニティはただ参加するだけでは意義がない。
守成クラブ 新宿御苑会場へのお誘い
僕が所属しているビジネスコミュニティ・守成クラブ御苑会場は「ティータイム会場」と呼ばれる昼開催の会場です。
ひと通り、商談会が終わると、素敵な軽食・おやつが提供されます。そこで、美味しいものを食べながら更に懇親。
更に更に深く交流したい方には、「御苑プラス」というお酒ありの商談会にも参加することができます。
当クラブは会員の紹介でのみ入会することができます。ご興味のある方はヤマダまでお問い合わせください!