【告白】意思が弱いボクが、それでも挫けないために。
負のループ
こんにちは、アサカワミトです。
突然ですがボクは本当に意思が弱いです。
決めたことをすぐやらなくなります。
そうやって自分を裏切り続けてきて今に至ります。
"今"というのは、やりたいことがありながらもカタチに出来ていない現状のことです。
自分を裏切り続けると、段々と自分が信用出来なくなります。
何か決める→出来ずに自分を裏切る→自分を信用出来なくなる。
また何かを決める→また出来ず、再度自分を裏切る→自分をさらに信用できなくなる。
こういうループをずっと繰り返してきました。
このループを繰り返せば繰り返すほど、まるで鉛筆で何べんも円を描き続けて太く真っ黒な円になるように強固なものとなっていきました。
「出来るようになるのが怖い」という思い込み
しかもボクはなぜか"出来るようになるのが怖い"と思っています。
怖くなるんです。なぜでしょう…。
出来る自分を想像したときに、出来なかったときの自分の気持ちがわからなくなってしまい、今までの出来なかった自分の存在を認められなくなっちゃうんじゃないか、そう想像しちゃうんです。
「あのときの出来なかった自分が許せないっ!」
なんていう、自己否定の嵐が自分に押し寄せてくるんじゃないか。
そう思うと怖いんです。めちゃくちゃな話ですが。
けど、"変わることが怖い"と思ってる人は少なくないと思います。
だっていま現在なんやかんや生きているわけだし。現状維持の方がその場の安心は感じられます。
ただ同時に「このままじゃダメだよな…」という不安もずっと片隅に抱えもするわけです。
思い込みの原因はテレビドラマ
いまこうして書いていて気づいたのですが、上手くいったら逆に自己否定をしてしまうんじゃないかという思い込みは、「お金が無い」というドラマで、超貧乏だった主人公がビジネスマンとして成功すると心を無くして周りに冷たくなったーーというのを見てそれが何故か凄く記憶にこびり付いているからだな…と思いました。
あと、成功しておかしくなる芸能人の話とか。
成長することが悪い方に変化しないか?
そうなるくらいなら今の自分で良い。
そんな思い込みをしてしまうようです。
ほんと、ばかげた思い込みです。
でも人は数々の思い込みの中で生きています。
社会なんていうのは、"秩序"というある種の価値観から生まれた約束事の中で成り立っていて、それは人間の想像の産物――つまり思い込みともいえます。
ただボクの思い込みは、自分を塞ぎこんでしまうものなので、これでは自分を幸せには出来ません。だからこの「成長と悪い方に変化してしまう」という思い込みはやっぱり解いていかないと、人として前には進めないようです。
まるで暗黒面をおそれるスカイウォーカーのような心境ですね。
「お変わりありませんね」ではなく「お変わりありまくり」
分子生物学者の福岡伸一氏の話では、人間は分子レベルの世界では一年ほどで骨まで生え変わっているそうです。
「お変わりありませんね」とよく言いますが、実は「お変わりありまくり」。だから約束なんて守らなくていいんだ。
こういうジョークを福岡ハカセはよく話しています。
そう考えると人間は個体ではなく、流体といえるのかもしれません。
この話を聴いたとき、不思議と気持ちが楽になりました。
「そっか。常にいつもの自分でいなくても良いんだ」と、
そう思えたからです。
お変わりあったっていいじゃないか。
変わることを恐れなくたっていい。
だって、人間は分子レベルでは一年で生え変わってるんだから。
過去の自分も一年で生え変わっている。
でも大事なものは変わらない。
大事なものっていうのは、頭の中で何度も何度も繰り返し想っているもの。
まるで鉛筆で何度もぐるぐると円を書くように。
だからネガティブな思い込みばかり考えるんじゃなくて、大事なことをもっと思い描くことを、ボクはやっていった方が良いんだろうな。そう思いました。
ということで、今日はボクの抱える変な思い込みを突然告白してみました。
恥ずかしい部分なので話すのを恥に感じますが、それでも向き合うことは必要だし、おかげで自分を整理できました。
いつも読んでいただきありがとうございます。
それでは。