どこへもいかない

どこへもいかないと誓った

この場所に降りたその日から

私はデラシネ 根なし草のように

彷徨い全てを失くした

まだ希望はあるか

この場所から離れないと

強く誓えるか

足元が風に流されそうにふわりと

浮き立つこんな日は

失くした日々の欠片を強く思う

もう戻らない場所に行きたいと願う

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