雪虫が・・・
雪虫が飛んでいる。
まだ10月も上旬と言うのに、冬の到来を告げにやって来たのですか?
それとも、今いるあなた達はせっかちさんですか?
私達にはここで迎える初めての冬だから、いつから雪が降り始めて、
どれ程の風が吹いて、どこに雪が吹き溜まるのか、未知の世界だ。
このお家がどれだけ断熱が効いているのかも分からない。
その日暮らしに近い小金しか持っていない私達は、
冬に灯油代が捻出出来なくなったら死活問題になる・・・・ので、
薪ストーブにした。
薪もタダでは無い。
お友達が8トンのトラックに一台分薪にする木を買ったので、そこから2トン分を買わせて頂いた。分割で・・・
私達には結構な量の薪に思えたけれど、10年分の薪を蓄えているご近所さんには、ここの冬の寒さを知らない新米の行く末が見えたのか、春先山からせっせと運ばれた切り株や丸太を分けてくださった。
なので、家の横の小屋には天井近くまで薪が積まれ、なんか気持ちは大富豪だ。
さ~ドンと来い冬!!
と言いたい所だが、実はまだストーブの煙突が設置されていない。
屋根の形状から、チャチャっとは設置出来ないのである。
お金を掛けないで・・・となると、更に頭を捻らせなければいけない。
頭を捻らせ過ぎて疲れ切った「げんじん」が今隣で横たわっている。
雪虫が飛んでいると言うのに・・・