笹の花が咲いた
我が家への入り口付近一帯に笹の花が咲いた。
最初は何事が起きているのか分からなかった・・・
昨年、取り付け道路に覆い被さっていた笹を刈ったので、その影響で小さい笹の芽がいっせいに芽吹いたのかと思った。
じつは、笹の花って60年〜120年に一度しか咲かない、とっても稀な花。
だからか、「笹の花が咲く年は大凶作になる」なんて言う話は昔聞いた事があった。
笹は根で拡がって群生しているので、根で繋がっている笹一帯に花が付く。
そして、花が付いた笹は枯れるらしい。
60年〜120年に一度だけどあっちこっちでその現象は起きているらしいが、
先日の除草剤お勧めオジちゃんに笹の花の事を聞いてみたけど、「見たことね~な~」って言ってたので、そうそう見られるものでも無いらしい。
「笹ってイネ科なのね!」って花を見て初めて知った!
そんな話を隣人夫妻に話したら、隣人君が「むかし大凶作の年に笹の実を食べて飢えを凌いだって聞いた事がある、笹の実を狙ってネズミが大発生するらしいよ!」との事。
イネ科だからね、お米っぽい実なのかしら?
今年はまことしやかに食糧難と言うワードを目にする機会が多くなった。
実際、この田植え時期に農業用水が田んぼに引けず・・・と言うニュースがやたら目に付くし、ここら付近でも去年まではお米を植えていたのに減反政策でお米から飼料用作物に変えてしまっている所を目にする。
海外からのアレやコレやも入ってこなくなっているしね。
先を見越して恐怖心に苛まれる事は無いけど、如何なる時も万事に備えておく事は大事よね!と思う。
笹の花にも花言葉があって、それは「ささやかな幸せ」。
今与えられている、全てに感謝!だね。