スポーツをみる歓びとは /五輪後記
おかえりなさい、サッカーバカさん。
ただいまーっ!チョーただいまーっ!
毎日チャンピオンズリーグを見ている。
マンチェスターシティのデブライネ。
チェルシーのカンテ。
パリSG のエムバペ。
いつも期待を裏切らない。
負けることはあるがガッカリさせられることは無い。
北京五輪は、スノボ平野歩夢を観れたので満足だ。
4年前から「自分が審査員なら平野がNo.1なのに」と
根に持ってたので、今回嬉しくなった。
平野は、美しいのだ。
予選の直後にもちょっと書いたけど。
他の選手がキメーー!とかボードぶん回しー!とか
派手にやってくるなかで彼だけは
「自由落下の法則についての研究を発表します」と
いう風だ。着地の瞬間の腕のリラックス具合を
見てくれ。異常だ。
フィギュア宇野昌磨は絶好調な日ではなかったようだ。
宇野は楽しそうなのがいい。悲壮感がない。
自分とコーチと振付師で夢見た世界を完結させたいなー
できるかなーのワクワクが、背中に表われている。
好きだ。
ロコ.ソラーレは強運だったが、英国との実力差を
越えられなかった印象。
しかし今回もかわいかった。女子が見てもかわいい。
カーリングにかわいさなんか要らんが、かわいい。
北京五輪の感涙ポイントは、ショーン.ホワイトの
競技会引退だった。スノボハーフパイプという
「バカなことに命を賭ける自由」の体現者として
初めて見たときから驚愕し、爆笑した。
すげえバカだった。
心から尊敬する。
スポーツを見るのはなぜだろう。
共感したいから、とか。
応援したいから、というひともいるだろう。
私にとっては驚愕と爆笑、それがスポーツ。
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