「#Bookstore AID」に賛同しました。
「本屋さんを支えよう!!ブックストア・エイド(Bookstore AID)基金」
本日4月30日、上記のクラウドファンディングが「MOTION GALLERY」にてスタートしました。
このプロジェクトは、新型コロナウイルス(=COVID‐19)の感染拡大に伴い、苦境に直面している全国の書店(とりわけ、所謂「町の本屋」さん)をクラウドファンディングによって支援しようという試みです。詳細は以下のリンクをご参照ください。
簡潔に私なりの要約をするならば、「最たるリターンは書店の存続」、この一言に尽きると思います。本屋の閉店というニュースはもう聞きたくない、という点で多くの方が結集できるのではないでしょうか。
より具体的には、緊急支援として当座のつなぎ資金に役立てて頂き、結果、今後の展望を思案する「余裕」が少しでも生まれることを期待するものです。
今回は基本的に、個人で実店舗を開いている書店・古書店が対象となっています。私はチェーン書店の一員ですが、とくに何らかのしがらみが生じることはないと判断し、個人活動として賛同人に加えていただきました。(私が所属する組織とは一切関連を持ちません。)
賛同の理由は、とにかくどんな書店であっても、もう消えて欲しくないということです。そのためには、微力であろうが何であろうが行動したい。黙って見過ごすことはできませんでした。そういう性分なのでしょう。
本プロジェクトに関する応援メッセージ
現段階では、申し込み時に送信したコメントが未だ掲載されていないため、以下に転載し公表いたします(問題ありでしたらご教示願います)。
「本が好きです(読むのも眺めるのも触るのも)(ただしヘイト本だけは許しません)。本屋が好きです。新刊書店も古書店も。チェーン店も個人店も。大きな店も、なんてことない店も、小さい店も。
そしていま自分は、9年目の書店員です。こういう表現が許されるならば、私にとって本は「嗜好品」でも「おやつ」でもありません(Hさん、Sさん、喧嘩売ってるみたいですみません)。「生活必需品」であり「主食」です。本と本屋がないと、端的に死にます。生きていけない「確信」があります。そういう人間もいるのです(自分の食い扶持がなくなる、そういう意味でないことはお分かり頂けるかと)。
私は現在、店が休業中で在宅勤務です。1ヵ月後、半年後、1年後、そもそも自分がどういう立場になっているかも分かりません。ここに名を連ねている場合ではないとも考えます。それでも、書店閉店の報はもうこれ以上目に(耳に)したくない、そういう思いが圧倒的です。無くなってもいい本屋などありません(N氏に反論したい)。
一軒の本屋が消えると、お客さんはその後どうするのか?ネット書店や他店に切り替えるよりも、本屋に立ち寄るという習慣そのものが失われてしまう場合が多い。これこそ、私(たち)が近年の経験から得た教訓ではないでしょうか。
敬愛する作家のことばを拝借して、引き続き「寝ても覚めても」本と本屋とともにあり続けるために、本企画に賛同いたします。
追伸>本屋の存続に欠かせない「運送さん」も苦境です。支援の対象に含めることは困難と思われますが、プロジェクト紹介のなかでどこかに一言、加えていただけると嬉しいです。」
以上です。
未だいろいろと書き切れていないのですが、初投稿で消耗しました(笑)。本日はこれでお終いです。