貴方が居酒屋以外でBARに行きたいと思ったなら③
3週にわたって続けてきた「ざっくり分けるBARの種類」だけれど今回で最後だ。
最後は「少し変わったBAR」というカテゴリで行こうと思う。
ここで言う「少し変わった」というのは「ある一つのジャンルのお酒に特化したBAR」や「少しエンタメ要素もありつつ本格的なカクテルなども楽しめるBAR」といった要素を持ったBARだと思って欲しい。
では通し番号は前回からの続きということで④からスタートする。
④「モルトバー」
まず最初は「モルトバー」から
「モルト」というはここでは「ウイスキー」を指すと思って構わない、このスタイルのバーでは特にウイスキーに特化しており、ほかのバーではお目にかかることのできない豊富な種類のウイスキーに出会うことができるのが特徴だ。
マスターのこだわりによってスコッチに特化していたり、ジャパニーズに特化していたりレアなボトルやオールドボトルに特化していたりとその種類は「モルト」という一見狭そうなジャンルに見えながらかなり豊富である。
ただし、これは個人的な感覚だがモルトバーではあまりフルーツ系のカクテルやミルク系のカクテルにはお目にかかれない印象。
しかしウイスキーに特化したBARというだけあってそこで出されるハイボールなどは絶品であることは間違いない。
あまり件数は少ないが検索するとすれば
「地名 モルトバー」あたりで検索すれば出るかもしれない
⑤「シガーバー」
これは「モルトバー」の派生のようにも感じるが、いわゆる「お酒(ウイスキー)とシガー(葉巻)」を楽しむ、まさに「大人の社交場」のようなBARのスタイル。
「シガーバー」と名乗るだけあってお酒の種類に負けず葉巻の種類は豊富で温度や湿度による管理も行き届いている。
お気に入りのウイスキーとともに時間をかけてシガーを燻らせるというのもまた「大人ならではの楽しみ」ではないかと思う。
番外「個人的に好きなジャンル特化型BAR」
ほかにもマスターのこだわりを感じるBARのスタイルとしては「モルトバー」のように一つのお酒の種類に特化したBARが数は少ないが存在する。
僕が行ったことある中で言えば
・京都の長楽館の中にある「マディラワイン特化型のホテルバー」「ライブラリーバー マデイラ」
https://www.chourakukan.co.jp/detail/chourakukan-room/chourakukan-room1f/1f-madeira.html
・同じく京都にある全国でも珍しいリンゴの蒸留酒であるカルヴァドスの専門バー「カルヴァドール」
https://calvador.jp/
・そして東京に行った時には必ず立ち寄るこちらも全国で唯一のハンガーリーのフルーツブランデー「パーリンカ」の専門バー「BAR パーリンカ」
https://www.palinka.bar/
このあたりは非常にオススメなのでもし機会があれば行ってみるのも良いと思う。
⑥「フレアバー」
最後に紹介するのはフレアバーだ、お酒やカクテルが好きな方ならひょっとしたらご存知かもしれないが
バーテンダーさんがカクテルメイキングの際にシェイカーやボトルをジャグリングのように扱いながらパフォーマンスするというものを「フレアバーテテンディング」という。
懐かしい映画だと、トムクルーズ主演の映画「カクテル」にも登場したことがある。
日本でも有名なフレアバーテンダーは数多くいて、その方のお店に行けば運が良ければ派手なフレアショーを見ることができるかもしれない。
また最近の言葉でいうところの「映える」バーでもあるためデートなどで使うのも面白いかもしれない。
またフレアバーテンダーの多くはカクテルメイキングの腕も確かな方が多いのでお酒が初心者の方でも「お酒はあまり強くないので、軽めのカクテルをお願いします。」と言えば応じてくれるだろう。
以上、3週に渡り色々なバーのスタイルを紹介したがどうだろうか
この記事が面倒くさい様々なことが明けたときに「BARに行こう」と思った時の貴方の背中を押せますように。