「バーで飲んでみたい」という貴方へ②

「バーで飲んでみたいけど、どうやって探したらいいの?なんか値段とか分からなそうだから怖い・・・」という方の背中を少し押すお手伝いが出来ればと思い、前回から始めたバー入門企画「バーで飲んでみたいという貴方へ」

前回は「お店探し」から「店内に入ったら」というところまで書かせて頂いた
2回目の今日は「注文の仕方」「飲み物が来たら」という所まで書いていこうかと思う。

例によって、これは「RTの個人的な考え」ということを先に書いておく。

それでは前回の続きから

バーテンダーさんに席を案内されて、座ったら
注文してみよう。

カウンターに座ったらおそらくバーテンダーさんが「ご注文は何になさいますか?」と聞いてきてくれるだろう。
そして多くのオーセンティック(本格的な)バーでは「メニュー」というものがカウンターに置かれていない、若しくは「そもそもメニューが無い」というところが割とあるので、あまり慣れていないと戸惑うことが多いかもしれない。

そこで一つ大事なことを

「知ったかぶりをしない」

バーでのだいたいの困りごとはこれで解決するのが殆どだと思っている

初めての来店ででメニューが見たいのであれば「メニューを見せて頂けますか?」と聞けばメニューがあれば出してくれるだろうし、もし無いとしてもそこからバーテンダーさんが「普段はどういったものを飲まれていますか?」と聞いてくれるかもしれない。
そうしたときに変に格好つけずに「実はあまりバーには来たことなくて、こういうお酒のこともあまり知らないんです」と正直に言えばバーテンダーさんも会話の中からお勧めを選んでくれる。

あとは「バーに来たならカクテルを飲みたい!」という方もいらっしゃるだろう、そういった方に向けて過去に書いたnoteがあるので
https://note.com/sweepers/n/nd6a1fbe31f85(「カクテルってどうやってオーダーすれば良いの?」)を読んで頂けると参考になるかと。


さて、注文が終わっていよいよ自分の前にお酒が出された
綺麗に注がれたカクテルは「出された瞬間」が一番美味しいタイミングだと言われている。
無理して急いで飲む必要もないが、自分の前にお酒が来たらまず一口、その「最高に美味しい瞬間」を楽しんでみるのもバーの楽しみ方じゃないだろうか。

また一口飲んではみたものの、予想以上にアルコール度数が高かった時はこれも無理して飲まずに正直に「思っていたより度数が高かったみたいなので少しアルコールを薄めて頂けますか?」とバーテンダーさんに相談するのも一つの手だ。

あとは最近は非常にSNS映えするカクテルも多くあり、写真を撮りたくなることが多いだろう。
僕がカクテルやお酒の写真を撮るときに気を付けていることは一つだけ

「お店の物に触れるときは必ずバーテンダーさんに声を掛ける」

これだけだ、ウイスキーなどでボトルも一緒に撮りたい時は勝手にボトルに手を伸ばすのではなく「ボトルも一緒に撮りたいので触ってもいいですか?」と声を掛ける。
前回も書いたが「少しの気遣い」が自分にもバーテンダーさんにも居心地のいい空間をつくるのではないだろうか。

というわけで今日は第2回ということで「バーでのお酒の注文の仕方」と「お酒が出されたら」という部分で書いてみた。
次回は「バーでの雰囲気の楽しみ方」などについて書いてみたい、これまで一人飲みを沢山してきた僕の経験が少しでも皆様のお酒を楽しむきっかけになればと思う。

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