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2022年4月19日 05:44
~前回までのあらすじ~数年間に渡る偏差値人間期間を卒業し、私はようやく海外大学受験を決意した。しかし、海外大学に行きたい気持ちはたしかにあるものの、その理由をうまく言語化をできていない自分がいた。この最終章は、「自分とは何者か」について、徹底的に自分に問いかけた私の海外大学受験戦記である。最終章:『自分とは何者か』高3の1年間で自己理解が深まったタイミングは主に2つある。 ①「自分と
2022年4月9日 14:39
~前回までのあらすじ~海外大学進学コースに所属したことでアイデンティティーを取り戻し、偏差値人間の皮を脱ぎ始めつつある自分。そんな中、いよいよ進路選択が迫ってきて…。第Ⅳ章 国内? or 海外?高2の冬。そう、進路選択が本格化する季節。予定通り、国内組へ戻るのか。それとも、海外大学を目指すのか。私は、かなり迷っていた。受験準備は学校の決まりで国内用も海外用もどちらもしてい
2022年4月9日 14:33
~前回までのあらすじ~高1までは舞台と学業を両立しながら何とか“優秀な自分”を維持してきたが、高2の5月に決壊してしまった自分。演劇を予定通り引退し受験生活に入ったものの、偏差値に支配されたままで…。第Ⅲ章 脱皮私は高2の5月に演劇を予定通り引退し、受験に向けた勉強1本の生活に入った。そしてここで、演劇を引退したこと以外にももうひとつ自分に大きな変化があった。それは、学校で海外大学進学コ
2022年4月3日 13:22
~前回までのあらすじ~小学生時代は純粋な夢を持つも、中学に上がり社会に染まり偏差値に支配されるようになった自分。高1の1年間は、なんとか高成績を維持し優等生のまま乗り切るが…。第Ⅱ章 偏差値人間の決壊高校2年生になった。そしてこの5月、事件が起こる。私は小5から演劇をしており、ゴールデンウィークは東京公演があった。GW初日から最終日まで、朝から晩までのリハと本番に加えて宿泊施設では小中
2022年4月3日 13:21
序章「東大、最低でも早慶に行けなかったら死ぬ。」17才の私は、こんな思想で支配されていた。本気でそう思っていた。偏差値が全てだった。トップの大学に行って、大企業に入る。それが全てだった。漠然とした憧れではなく、中学受験を経験した頃からかなり綿密に執念深く“成功”の人生設計を描いていた。中学生の頃には五大商社を売上高順で全て言え、高校に入った頃には、G〇とかモル〇〇という言葉を覚え