アナウンサー受験以外にも全ての就活に共通する 最も大事なこと。
こんにちは!アナウンサー受験のプラットホーム、井上智恵です。
先日、アナウンサーを目指す学生向きにセミナーを行いました。
2年生から4年生まで2学年も違えば、状況はだいぶ違いますが、
そんな学生さんを一堂に集めて悩みを聞いていました。
3-4年にもなると、試験も経験したり、周りから色々と情報がはいってくるものですが、
今回は、【漠然と今、アナウンサーが気になっている】といった、
まだまだ知らないけど、受けてみてもいいかな…という皆さん、
絶対アナウンサーになりたいわけではないけど、就活の練習に受けたい…といった気軽なご希望の方も対象に書きますね。
皆さんには、それぞれ個性があり、強みがあり、アナウンサーはそれを発揮できる素晴らしい仕事だと思います。
アナウンサーを目指す人で多いのは、
・演劇やミュージカルをしていました。(私もそうなのですが…)
・ミス〇〇でした。(私はミステイク〇〇でした…笑)
・放送研究部に入っていました。(本当によくある話)
・学生時代、リポーターをしていました。(パチパチパチ!)
こんな方が多いと思います。
今までやってきたのであれば、素晴らしいことですし、
私も学生時代、アナウンサーになりたくて、上記全てを必死でやっていました。
でもね、実は、演劇もミス〇〇も、放研もリポーター経験も、
い・り・ま・せ・ん!!
だって、そんな経験のない人も沢山、アナウンサーとして活躍しているんですから!
今挙げた経験で一番役に立つのは、
「人前に立つ度胸が身に付く…」ということでしょうか?
でも、それよりも、
一番大切なこと。
それは、【大人ときちんと楽しく会話のキャッチボールができるか…】
これに尽きると思います!
ほんとーに、これが一番大事。
アナウンサーってテレビに出るのも仕事ですが、24時間テレビなどに出演する以外、ほとんどサラリーマンとしてオフィスワークしている訳で、
そこで何をしているかというと、
担当する番組の為に情報収集したり、
先輩や担当番組のディレクターなどと、
簡単に言うと 番組を面白くする もっと見てもらうためにはどうすればいいか…などを話し合っているのです。
今からアナウンサー試験を受けたいな…
と思っている人には、そこを意識してほしいと思います。
そういった、目上の人たちときちんとお話できる人って、
アナウンサー受験をする人の中では実は決して多くなく、
試験で萎縮して、普段の会話ができなかったり、
強面のおじさん試験官を前にモゾモゾしてしまったり…
そんな人が私の周りにはいっぱいでした。
意外ですよね??
勝つためには、
【世間話を目上の大人と普通にできるか…】
これができる人が、アナウンサーに向いていると思います。
しかし、これができない人がアナウンサーになれない…
という訳ではありませんよ。
私がまさにそうでした…
形から入って、色々な経験をしたけど、
【目上の大人と普通に会話すること】がなかなかできなかったのです。
これは、訓練が必要でした。
アナウンススクールの現役アナウンサー先生に色々な角度から質問を受ける練習をして、克服できました!!
しかし、こういった練習をどこですればいいでしょうか…?
私はアナウンサースクールの先生に特別にしてもらいましたが、マンツーマンのスクール以外、なかなかできるものではありませんし、テレビ局の看板を掲げた大きなスクールにはお金もすごくかかるのでお願いしにくい…という人もいるかもしれません。
今私が展開しているアナウンサー業オンライン相談では、
そういった訓練を行っている学生さんが2人います。
アナウンススクールは少し敷居が高いけど、
近所のお姉さんのような感じで気軽にアナウンサー受験の相談に乗ってほしい…というご希望があり、本当に「きょうオンライン繋げますか?」といった形でラインでも相談をしています。
この2人とそれぞれ話していて思うのですが、ビジネス現場での大人の言葉のキャッチボールの練習をしていれば、アナウンサー職はもちろん、それ以外でも、きっと良い内定が出るのではないか…と思います。
アナウンサー職が気になっている皆さん、
まずは、大人(強面のおじさん役員など)と言葉のキャッチボールが自分にはできるのか…
そこを考えてみてください。
会話がきちんとできて、
強面のおじさんの表情を緩められた人が、試験に勝つ人なのです。
また次回、続きを書きますね。
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