カメラ相手に自己PRを1分するコツ
こんにちは!アナウンサー受験のプラットホーム・井上智惠です。
先日新大学3年生へのレッスンの中で、
初めて、自己PRを1分間でやってみました。
おそらく、自己紹介を1分でやる…なんて、放送研究部に所属していたり、もともと何かしていないと、機会がないですよね。
バイトの面接だったら、相手がすぐ前にいますから、会話感覚でできますが、アナウンサー試験は違います。
対面で、面接官が目の前にいる面接もありますが、
カメラ相手に、まるで放送に出演しているかのように話す、これは面接なのか…? と感じる場面も多かったです。
さて、自己PRを1分で…など、何も今までやったことがない人が挑戦すると、
もちろん想いは伝わるのですが、
どうしても、あれこれ言い、話が長くなり、
何が伝えたいか伝わらずに終わる…ということが多いものです。
でもこれは当たり前のことです。
練習すれば劇的に変わります。
まずは、基本の型にはめて何度も練習し、
できるようになったら少しずつ変えていくことをお勧めします。
基本の型とは…
●私は〇〇人間である。(こういう人ですということを、何か気になるキャッチフレーズで考えてみる)
●〇〇人間の説明。
●〇〇人間として、何をしてきたかという具体例
●その中での挫折&乗り切ったエピソード
●〇〇人間をどうアナウンサーの仕事に活かしてきたいか
この基本の枠に当てはめて初めは作ってみるのがお勧めです。
しかもこれ、自己PRだけではなく、他にも共通するものです。
アナウンサー試験の中にはフリートークがあることも多いです。
お題が与えられ、例えば、「スマホについて」といった物や、「家族について」という周りの人間関係、また、「戦争について」や「新型コロナウイルスについて」など、社会的なネタもあります。
これを練習する上でも、お伝えした型が役立つのです。
実際に私が合格した試験でも、【あなたの鞄の中に入っているもので、1分ほど話してください】というお題が与えられ、冷や汗かきながら必死に伝えた時のことを今でも覚えています。
苦手意識がある人は、英単語などを覚えるときに使うパラパラめくれる単語帳に、お題を書いてみるのをお勧めします。
その中に自己PRや志望動機、フリートークのお題なども書き、まずはその型に当てはめて、何度も練習して身に着けるといいでしょう。
次のステップとしては、
〇〇人間をもっと気になるワードに変えてみる。
1文1文をもっと短くしてみる。
暗記ではなく、あたかも今考えました!というイメージで伝えてみる。
など、状況によってさまざまなアドバイスができます。
ぜひまずは、型にあてはめ、何度も練習を繰り返してみてください!!
これが大学2年(新3年)の春休みに始められれば大丈夫!
応援しています!!!