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【スウェーデン留学】スウェーデンのパン事情①
Hej! こんにちは、かねるです!
今回は私が大好きなパンについて語ります!
他にも書きたいことが沢山あるのでまずはパン事情の第一弾!②以降もお楽しみに😊
①ではまず、スウェーデンのスーパーで売られているパンの特徴について書いてみます!
スウェーデンのパンの特徴
スーパーのパンコーナーを見てみよう
スウェーデンのスーパーに行くと広々としたパンコーナーに様々なパンが並んでいます。
日本や他の国と同じく、工場で袋詰めされた日持ちのするパンと店舗でその日焼き上げたパンが売られているのが一般的です。
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(裏側にも同じくらいあります)
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(朝7時なのでまだ陳列途中)
特徴① サイズと食感
スウェーデンの袋パンはとにかく大きい!日本の食パンの3倍くらいの幅があります笑
写真にあるようなトーストやサンドイッチに使う普通のパンは1袋に20〜30枚ほど入っていることが多いです。
とはいえ、パン1枚あたりの面積と厚さは日本よりもこじんまりとしています。面積は四角いタイプだとランチパックくらいで、厚さも1cmあるかどうかの薄さのものが多いです。
厚さがないのでトーストするとラスクのようにサックサクになって美味しい!
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41%が全粒粉でトーストするとサクサク
また、ずっしりとしたタイプの薄切りパンの場合はトーストしてもサクサクにはなりにくい(しっとりしている)ですが、これもまた小麦の味をしっかり感じられて満足度が高いです☺️
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ずっしり系でライ麦がメイン
黒糖パンのような甘味があって満足感高め
日本のトーストの「外カリカリ中もちもち」という食感は滅多にありません笑(時々日本のもちふわな食パンが食べたくなります🍞)
特徴② 小麦の種類の豊富さ
スウェーデンでパンに使用される小麦の種類は非常に多いです。日本にも全粒粉やライ麦などから作られたパンも少しはありますが、一般的ではないと思います。
ですが上でも少し紹介した通り、スウェーデンではあらゆる種類の穀物を使ったパンが売られていて多様性に富んでいるのです!
例えばこちら
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こちらは私が現在食べているVitalという商品名のパンですが、これは全粒粉に普通の小麦粉とライ麦を足して作られた砂糖不使用のパンです。
しかも材料の小麦類は全てスウェーデン産!地産地消なのも嬉しいですね😆
これは厚さが7mmほどで薄いのですが、ずっしりとした噛み応えで小麦の味をしっかり感じられるのでかなり満足感があります。
他にもこのように色々なパンがあります。
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ゲイシャチョコなどで有名なFazer社の製品
特徴③ 種類豊富なスーパーのベーカリー
スーパーのベーカリーは街中のベーカリーよりも安い値段で本格的なパンを提供しているので、留学中の学生にはありがたい存在です。
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スウェーデンでは大抵、バゲット等のような食事用パンのコーナーとkaffebröd(カッフェブロード=コーヒーのパン)のコーナーがあります。
kaffebrödはその名の通りコーヒーと一緒に楽しむ甘いペイストリーのことで、日本で言うところの菓子パンです。
基本的にどの店に行っても同じようなラインナップで、日本の菓子パンほど沢山のバリエーションはないように思います。
スウェーデンでよく売られているkaffebrödには以下のようなものがあります。
Kanelbulle(カネルブッレ):シナモンロール
Vaniljbulle(バニリブッレ):形はシナモンロールだが、バニラ風味のペーストが巻き込まれている
Wienerbröd(ヴィーネルブロード):デニッシュ(主に中央にカスタードが入っているものを指す)
Munk(ムンク):ふわふわのイーストドーナツで、リング状のものと丸いもの(ミスドのエンゼルフレンチみたい)がある
他にもパンオショコラやクロワッサンなどが一通り揃っています。個人的にはKanelbulleとVaniljbulleがお気に入りです!
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スウェーデンでは渦巻き型が主流
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少しカルダモン風味のものもあって美味しい
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中央のカスタードがほんのり甘くて美味しい
日本の菓子パンとの違い
日本とスウェーデンでは菓子パンにかなり違いがあると感じたので、その違いをいくつかご紹介します。
違い①:具がない
実は日本には具のあるパンが多いということに渡欧して初めて気がつきました。
例えばあんぱん、カレーパン、クリームパン…他にもクリーム、チョコ、ジャム、ツナマヨ、焼きそば、メンチカツ…など様々なものを挟んだり包んだりしていることが多いですよね。
ですが、こちらに来てから具の概念がほぼないことに気づきました。中身があるパンというと上に挙げたMunk(ドーナツ)の中にクリームが入っているくらいでしょうか。
日本にいる時はクリームパン=西洋のものだと思っていたのですが、こちらではカスタードクリームを普通のパンに包んでいるのはあまり見かけません。Wienerbrödのように表に出ていることの方が多いと思います。
違い② 惣菜系がない
これは有名な話かも知れませんが、焼きそばパンやカツサンドなどの惣菜系パンは全くパンコーナーにありません。これらは日本特有のパンです。
こちらではしょっぱい系のパンを食べるとなると 普通のパン+チーズ+ハム
のようにトッピングをのせて食べたりチーズや魚卵のペーストをつけるくらいで、パンと塩気のある具を一体化させようという発想はないようです。美味しいのに…!
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ピンク色のものは魚卵ペーストで明太子に近い風味
ですが近年は日本のたまごサンドがこちらに進出し始めており、フワフワのパン+たまごサラダの組み合わせが少しずつヨーロッパでも受け入れられてきています。
ネットにはこのように英語で書かれたレシピが数多くあります。このサイトではキューピーマヨネーズの再現方法まで書かれていて非常に興味深いです。
キューピーマヨネーズ自体はヨーロッパ各地で売っていますが、通常のマヨの4倍近いお値段(スウェーデンでは)なので自作する人もいるようです。
いずれは焼きそばパンやカツサンドなど他の惣菜パンの魅力も広がっていってほしい!
パンとは関係ないですがマヨネーズ事情も載せておきます笑
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17.9kr(約250円)
キューピーのような酸味やコクはないですが、安いマヨのlight版(通常より脂肪が少なく低カロリー)を私は気に入って使っています。意外と普通に美味しいです。
違い③ メロンパンがない
違いというより単なる好みなのですが…メロンパンがあまりにも恋しい!これはスウェーデンに限らず世界のどこにも売っていないと思いますが😓
日本のメロンパンはあまい・まるい・おおきい・うまいを兼ね備えたまるであまおうのような最強菓子パンだとつくづく思います…!(しかも安い)
日本に帰ったらすぐにメロンパンを買いにコンビニに走ってしまいそうです笑
ちなみにストックホルム最大級のアジアンスーパーには小ぶりのメロンパンが売っていましたが、そのお高さに衝撃を受けました…
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高級品です
まとめ
いかがでしたでしょうか?これを機にスウェーデンのスーパーのパン事情に少しでも興味を持って頂けていたら嬉しいです😆
まだまだ書きたいことがありますが、今回はこれまでにしておきます!笑
ぜひ次のnoteも楽しみにしていてください☺️
それではまた!Hej då!