名付けて衣類手記第14話【バフ・デバフ】
久々の更新、今回の絵は大きな木。
「このー木なんの木気になる木ー」をイメージして描いたのですが幹を書き込むのがとても楽しかったです。
今日僕は「悲劇のヒロイン」という言葉を分解していた。
きっかけとしては予測変換から「悲撃のヒロイン症候群」っていうグループがあった事を知ったこと。
元となった言葉はおそらく「悲劇のヒロイン」なんだろうけど wikiで見たコンセプトはそういう湿っぽさを感じない図太さを感じて大変良い印象を持った、もう解散してるらしいけど。
さて「悲劇のヒロイン」から得る印象というと
「繊細」とか「ぶってる」とか、弱弱しさや嫌な感じとか、そういう印象があるだろう。
でも僕はその「悲劇のヒロイン」を「繊細」で終わらせるよりも
「悲劇のヒロイン」+「ぶっている」という、その行いに良い図太さを感じてしまった。
僕は図太さにあこがれるし、図太い人間が好きだ。
例えばこの「繊細」
それ自体が悪いのではないが、繊細なだけの人間であれば非常にかっこ悪いだろう。
僕にとって「繊細さ」とは図太い精神を持つ人の中で発揮される能力だと感じるからだ。
繊細に限った事でなく、それを上手くメシにできて初めて自身のステータスになる。
だから「繊細なだけ」なのはある種のデバフのようなもので、あってもプラスになることはないどころか、マイナスな事を引き寄せがちだ。
嫌な言い方になるだろうけれど、どんなものであっても
逆にそれで喰えれば、それを利用できれば、力にできれば、デバフから心強いバフになることもある。
簡単な例を出せば
頑固だったり融通が利かない人がいるとしよう。
その頑固さのパワーの分だけ、礼節やマナーを重んじられる人間になればいい。
その頑固さで、きっかりに礼節やマナーを重んじる……、素行の悪い人には居心地が悪い相手になろう。
つまり少なくとも素行の悪い人から距離を置いたり、身を守ることにも繋がることになるだろう。
信念が無く心が折れやすいのなら、周りをよく見る人間になればいい。
それらに上手に流されて行けるのなら、それはもうすでに弱みではない。
僕たちの障害も同じようなものだろう、やり方によってはバフにもデバフにもなるのだ。
僕も発達障害による多くの症状に悩まされるが
それらを上手にデバフからバフへと変換して、したたかに生きていきたいと思うのです。