労働環境ならスウェーデン、給与面では日本?
私が良く比べることです。
スウェーデンに残ったとしても日本に帰ったとしても、私は教育に携わる仕事がしたいです。
日本では教員免許取得済み、スウェーデンでは申請中の身ですが、ここ4年は日本語母語教師として小中学校で働かせてもらっています(但しフルタイムではないのでその点についてはまた後日)。
日本では教師の労働環境改革の必要性が叫ばれているのに対し、スウェーデンの労働環境はびっくりするぐらい良いと思います。
・残業ほぼなし・・16時とか17時には帰れます。もっと早く帰ってる人もいます。
・少人数クラス・・低学年は多くても25人ぐらいの子どもを2~4人の大人で見ます
・休憩時間が確保されている…などなど
そして特筆すべき点は休みの長さ、有給休暇日数の多さです。
小中高の教師、そして私のような母語教師みんな大体一緒でして、学期中約6週間、学期終わりに7週間の夏休みがあります。お給料が出ていながら、休みの日が年に約13週間あるわけです。3か月以上です。(フルタイムで働いた場合)
教員じゃなくても、スウェーデンではほとんどの企業で初任の有休日数は4週間はあると思います。
できるだけ働きたくない人、プライベートを充実させたい人、家族との時間を大切にしたい人にとっては最高の職業だと思います。
それに対して日本にはボーナスと退職金がありますよね。
教員の場合、ざっくりですが、フルタイムの月の手取りは日本もスウェーデンもそこまで変わらないと思います。スウェーデンの方ががっつり税金を取られるのでやや低めかもしれません。でもそんなに差はないと思っています。
なので年収としては、年に約4.5か月分のボーナス、そして生涯年収としても退職金を受け取ることができる日本の方が遥かにいいと思います。
スウェーデンにはボーナスや退職金は無い(と思います)です。
ちなみに、スウェーデンは長い夏休み等を利用して業種の異なる仕事を副業でするのはOKです。そこで働いてセルフボーナスのようにするのもありです。
お金、そこまでたくさんはいらないですが、あるに越したことないですよね。特に一人だったら。
ということで、今回の結論は
長い休みが欲しかったらスウェーデン、お金を取るなら日本といったところでしょうか。
あくまで、自分が知っている教員で比べてみました。間違いやご意見、アドバイス等あれば、ぜひコメントお願いします。