母国のことがスウェーデンのニュースで取り上げられて、こんなに残念な気持ちになったのは初めてだった。 それと同時に、しょうがない、と思う部分も大きかった。だって、森氏が現役バリバリの時代、男性は外で働き、女性は文句を言わずに家を守るという構図が一般的だったのだろう。私はまだ生まれていないのでちゃんとは分からないが。 そして時代は急激に変わり、男女平等が叫ばれる世の中へと発展した。 つまり森氏は男女平等の本質や重要性を知らない、分からないのだと思う。私はフランス語を勉強
今回はスウェーデンと日本の医療についてです。 高福祉で知られているスウェーデンは、医療にかかるお金が日本に比べると低いと思います。場合によってはかなり低いです。 よく、「スウェーデンって医療費無料なんでしょ?」と聞かれますが、無料なのは19歳までと85歳以上の方。住んでいる所によっても変わるのかもしれませんが、私が住んでいる県では1回病院にかかるごとに200クローナ(≒2500円)払います。これが1年間加算されていき、年間1150クローナ(≒14000円ちょっと)に達する
私が良く比べることです。 スウェーデンに残ったとしても日本に帰ったとしても、私は教育に携わる仕事がしたいです。 日本では教員免許取得済み、スウェーデンでは申請中の身ですが、ここ4年は日本語母語教師として小中学校で働かせてもらっています(但しフルタイムではないのでその点についてはまた後日)。 日本では教師の労働環境改革の必要性が叫ばれているのに対し、スウェーデンの労働環境はびっくりするぐらい良いと思います。 ・残業ほぼなし・・16時とか17時には帰れます。もっと早く帰っ
私は今まで、「選択する」ということにおいてほとんど迷ったことがありませんでした。 進路を選ぶときも、大学卒業後に単独でスウェーデンに引っ越したときも、フロアボール選手としてチームと契約したときも。 でも、今、すごく迷っていることがあります。 それが将来の拠点です。 私は約10年前、22歳のときにスウェーデンでとても盛んな「フロアボール」という室内ホッケーの武者修行のために単身で引っ越してきました。 途中、大怪我をし、日本で手術・リハビリをしながら働いていた2年弱を除