THE GUILD勉強会 ユーザーインタビュー設計 に参加して来ました
開催概要はこちら
今回のインタビューでもアイスブレイク手法についてディスカッションがありましたがここでまず、モデレーターのこばかなさんがいきなり解を示します。
今日は45分のライトニングトークが2本で
アイスブレイク完全にキメてました!
さて、メモ帳だけ持ってきた私は全ての情報を書き留めることができないので、全体としての精度は他の方にお任せするとして、印象に残ったことなどを書ければなとおもっております。
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ユーザー中心組織論
登壇者:金子剛さん(弁護士ドットコム株式会社)
お話がnoteにまとめられているので、未読の方はぜひご一読。
金子さんの発言の中で、印象に残ったことは「まずやる」でした。
後に続く質問で「ユーザーインタビューが根付いてない組織でどうやってユーザーインタンビューをはじめたらいいか?」の問いにも「やればいい」と答えていました。まず隣の人に聞くところからはじまって、駅でゲリラインタビューしたらいいじゃないと。
サービス開発は不確実性との戦い、考えてわからないんだから聞く。すぐやる。
また、それを文化として持てない会社(ユーザー中心じゃないプロダクト・サービスをつくって成立している会社)なのであれば「究極は転職するべき」ともおっしゃってて、徹底したユーザー中心のプロダクト・サービス開発への強い想いを感じました!
すごくライトニングなスピードのなか、これは名言だなと書き留めてつぶやきました!
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「ユーザーの声を聞きたい」環境を整える
〜最小単位とプラス1〜
登壇者:西部渉さん・ 伊藤麻紀子さん(DMM.comラボ)
DMMのおふた方のお話は実務的なお話が中心でした。
その中で二つだけ。
バイアスがかからない方法
インタビューイーへの質問次第で、バイアスがかかってしまうことありますよね?インタビューしたことのない私でも用意に想像がつきます。これはユーザーの答えであるようで、ユーザーを誘導してしまった返答になってしまう場合があります。
Q:バイアスがかかる質問とは?
A:機能ベースで質問するとバイアスがかかりやすい
どういうことかと言うと、お気に入り機能ってつかってますか?
という具体質問をしてしまうとバイアスがかかりやすくなるとのことでした。
じゃあどうするかというと、抽象度をあげて質問をするとバイアスがかからなくなると言うことでした。
一段抽象度をあげて、聞きたいことに関する回答になって来たら、それを深掘りして具体に落としていくという手法です。
DMMではユーザーインタビューをライブ配信している
DMMオリジナルの手法として紹介いただいたのが、インタビューを(内向けに)ライブ配信するということでした。このことで下のような環境が構築できるとのことでした。
・インタビュアーがインタビューに集中できる(書き留めたりしなくていい)
・インタビュー中にインタビューを邪魔することなくディスカッションできる。
また、インタビュー内容をgoogle spred sheetで管理することによって、リアルタイムに別室でライブを見ている人が新たに質問をすることができるそうです。
そしてさらに、このライブ配信をえらい人に見せる(てもらう)ことで、えらい人(ステークホルダー)を巻き込むことができるそうです。たしかに。
ちなみに、深津さんはシート管理のときにそれぞれに分けて記録するとおっしゃってました。
・ユーザーが言ったこと
・ユーザーがやったこと
・観察者が思ったこと
たしかに、これきちんとわけないとユーザーインタビューの意味がなくなる危険性ありますね。
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パネルディスカッション
登壇者 + The Guild 深津さん
パネルディスカッションは事前に募集した質問をもとに行われました。
その中から少しだけ。
Q.候補者をどう探す?
金子さん:機縁法、対象クラスタがいそうな駅にいって質問する
深津さん:段階的に聞く(すぐ聞く)
1、隣
2、社内メンバー
3、クライアントの紹介
4、リサーチ会社に聞く
こばかなさん:bosyuもいいですよね!(このセミナーの前にすでにそういう使用をしている方がちらほらいらっしゃいました)
ユーザーインタビューが根付いていない組織で、どうやって始める?
金子さん:やればいいじゃない 隣に聞く、街で聞く
西部さん:同じ課題を共有する。共有したらユーザーに聞いて見ましょうという雰囲気がつくりやすい。
伊藤さん:構えずになるべく簡単にやって(私自身は手法をたくさん調べちゃうタイプだけど)、ユーザーに意見をきくことに価値があるということをわかってもらう
深津さん:プロダクトができたタイミングで「ユーザーテストしましょう」ついでにユーザーインタビューもしてしまう。
また、深津さんは有名アプリのあまりよくない内容のインタビューを見せて、ユーザーの方を向かないとこうなりますよというのを見せるという飛び道具も披露してくれました。
Q:インタビュー何をもって成功?
一同:個々のインタビューが成功だったかより、開発で困った時にユーザーに聞こう!という文化が根づけば成功
Q会場からの質問 : 駅でインタビューするには?
・声かけると結構答えてくれる
・バインダーや腕章をつけて自分はスタッフなんだメンタルを保つ
・ペアで行く(必ず女性を入れる)
・道がわからない感じの弱さで行く
・たくさんの人に聞いてるんだよ感
・タバコに今火をつけた人に聞く
・ハブとかで酒おごりながらとかならいけるんじゃないか?
・花見のトイレ行列とかは?
あと、どの文脈だったか記憶が定かではありませんが(おい)、ユーザーの意見を汲み取る時、これを意識しましょうと突然貼っておきます。
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雑感
もはや、幼稚なわたしのnoteよりtwitterで #theguild_study を追ったほうがよくわかる!!ごめんなさい!もっとちゃんとまとめてくれた人の記事がすぐによめるはず!!
みなさんインタビューイーが答えやすいように、笑顔の練習をしまくったり、そもそもインタビューの練習をしまくるとか、来てもらったからには来てよかったと思って欲しいとか、それぞれにものすごく工夫されていました。
私自身もまずは小さな範囲で聞ける人に聞く、すぐやるをこころがけて行き、わかんないなりに場数を踏んで、精度あげて行きたいなと思いました!
登壇者のみなさま、THE GUILDのみなさまありがとうございました!
今後も月1ないしは隔月1で勉強会を開催するそうなので楽しみですね!