としまえんプールでどでかいニジマスを釣るAgein!! 練馬サーモン
気温も涼しくなって、トラウトシーズンインですね!去年書いた時はシーズンアウトだったので入門用セットを紹介しましたが、今回は実際に私が練馬サーモン(としまえんプールで釣れる60cmクラスのトラウト(マス)のこと)を釣った時のセッティングをご紹介しておきます。
なるべく安く、しかし手を抜かないセッティングをお伝えします。
去年の記事
練馬サーモン(でかいニジマス)は奥に潜んでいる
それではおさらいですが、練馬サーモンはミシガンエリアと呼ばれるいわゆる波の出るプールの奥の奥に生息しています。
こちらには膝下までの長靴を履いて水の中に入れますが、膝下までだと全然まだ水際にいるレベル。
練馬サーモン生息エリアにリーチさせるために、柔らかい竿、番手のあったリール、細いライン(釣り糸)、シルエットが小さくウェイトのあるルアーで遠投する必要があります。
練馬サーモン実績ロッド
釣果があった時使用していたのはこちらのダイワの60ULのトラウトXです
60cm級でもしっかり対応できました!
ロッド(釣竿)の外側にカーボンを巻きつけて補強されている心強いロッドです!
・竿の長さで50か60か64か
・竿の曲がり具合でXULかULか
と選べます
このトラウトXの適合ラインと適合ルアーウェイト(重さ)は
XUL = 1.5〜4ポンド / 0.8g〜4g
UL = 2〜6ポンド / 0.8g〜7g
今回は遠投ぎみで取り回しのよい60(1.83m)と投げるルアーは 5g前後なのでULをチョイスします。
一般的に管理釣り場だとXULかSULという柔らかさの竿を選ぶのですが、対象が60cmくらいの練馬サーモンなのである程度パワーのある竿でなければならいのでUL以上を選ぶことになります。
パワーがあるというのは、大きな魚を釣っても折れないという意味で、適合ルアーの重さが公式0.8gからとなっていますが実際には2g以下のルアーを繊細に扱うことはできないが、それ以上のルアーであれば難なく扱え、大きな魚は釣りあげることができますということです。
XULはその逆で3g以下から0.8gまで繊細に扱うことができるしなやかさを持っています、でも想像以上に大きな魚がかかった場合はちょっとおれちゃうかもしれません。という感じです。
竹とススキを思い浮かべるとなんとなくわかりやすいでしょうか?
もしも今入門ロッドはあって、長く続けるのによい竿がほしいとおもってるなら、このエントリーロッドのトラウトXの一つお兄さんのこちらがおすすめです。練馬サーモン対応だとMLという硬さになります。
ちょっと竿が硬くはなりますが、適合が0.6-5gなので管理釣り場でオールマイティな竿だと思います。SICというガイド(糸が通ってるループ)が搭載されているので、より糸がするする出て遠くに投げられ、高硬度・耐摩耗性・耐熱性(糸が擦れると熱がでる)で竿の寿命も長いときたもんだ!
ダイワ イプリミ 64ML
私シマノ派ですって方は近い条件だとこちらのトラウトライズですね
もっと安いのがいいんですけどって方はメジャークラフトのトラパラですね
適合ルアー4gまでですがなんとか使えると思います・・・(安さとはそう言う物)
私はトラウトXを買う前はとにかく遠くに重い物を投げるんだと不必要に長い固めの竿を選んでしまって、結局全然飛ばせずに失敗しました。
このトラパラのMLという硬くてもっと長い大物用の竿でした。
おっとシーズンインでトラパラ値上がりしてる!
なので、アブガルシアのロッドも追加しておきます!
このULとかSULとかXULとかもっと詳しくしりたいよ!って人はこちらを参照してみてください。
ロッド購入ポイント
練馬サーモン実績リール
過去に練馬サーモンにラインを切られているのでドラグ性能の高いちゃんとしたリールをと思っていたんですが・・・結局釣り上げたのはこの安いリールでした。アブガルシアのカーディナル 1000番手です。
このリールは替えスプール(糸を巻いているところ)がついていて、ライン(釣り糸)を状況によって替えることができるんですね。豊島園(としまえんのプール)にはいくつかエリアがあって、練馬サーモン以外にも普通サイズのヤマメやイワナなどがいるので、もっと細い1.5ポンド以下のラインのも一緒に使いたいということで購入してました。
実際に練馬サーモンを釣った時にはドラグをかなり緩めに設定してました。
ドラグ機能っていうのは大きい魚が引っ張る力が強すぎる場合そのままだと糸が切れてしまうので、糸を魚のひっぱりに合わせて送り出して、糸にかかる力を緩和する機能のことです。
ドラグ設定についてはこちらの動画をご覧ください。
私はこんなに厳密じゃなくて手で引っ張ったら、ライン出ていくなぁくらいの感じの設定です。あまり弱すぎてもよくないのですが・・
本当はダイワのレブロスを買ったんですが2500番手を買ってしまい(バスもやれる様に)、ラインが2ポンドと細いのでルアーを投げるときに抵抗がでて飛距離が出ませんでした。なんでなのかちょっと説明は省きますが、番手は1000番くらいが絶対にいいですね。
リールの番手は500,1000,2000,2500,3000のように番手があって、数字が大きくなるとより太いラインが巻ける様になります。500番もトラウトでは選択肢に上がりますが、ちょっと練馬サーモンにはきついと思います。
今なら絶対シマノの17年モデルのセドナ1000番を買います。
もともともっと高いリール用に用意されてたテクノロジーがこの入門機のセドナまで降りてきた高コスパモデルです。
もうちょい予算あるよ!というならサハラですね
サハラはシマノが誇るX-shipが搭載されているので軽い巻き心地で高効率なパワー変換、しかも高耐久っていう次第です。
リール購入ポイント
練馬サーモン実績ライン
これに関しては前回の記事にも載せていますが東レのラインがおすすめです。強度が高いので2lb(ポンド)の細さで3lb(ポンド)の強さを持っています。
ので、今回は3lbのソフトの方を使いました。
3lbは実質2lbの細さなので、ルアーもするすると飛んでいきます。
赤いパッケージのラインがハードのタイプもあるのですが、大物は急にテンションがかかってラインが切れやすいのである程度ラインが衝撃を吸収してくれるソフトの方がいいと釣りの神様ジム(村田はじめ)も言ってました。
ラインポイント
練馬サーモン実績ルアー
定石はこちらのルアー。シマノのスリムスイマーですね。平べったいタイプのロールスイマーもあります。
私もこれで釣りました。シーズンを通して練馬サーモンに実績のあるルアーです。カラーは時々なのでこれというのはない様です。
より重たい5.2gバージョンもあります(釣果実績ある様です)
このルアーのようにシルエットが小さくて、5gに近い重たいルアーがおすすめです。
練馬サーモンはシルエットが大きい物に全く反応しないので(たまにあるとは思いますが)
シルエットが小さいというのはフォレストというメーカーのMIUなどの3.5gスプーンぐらいの大きさです。店舗で手に取って見てもらうとこれくらいかとよくわかります。一般的な5gのスプーンルアーになると途端に大きくなるのでだいたいこの3.5gくらいの大きさを基準にしてください。
遠くに飛ばせる技術がある方は全然3.5gのスプーンで問題ありません。3.5gでの釣果も結構あります。
シルエットが小さくて5g近いスプーンとなると他はウォーターランドというメーカーのディープカッパーシリーズです。こちらも実績あるようです
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ルアーまとめ
ルアーチェンジは頻繁に
ヒットルアーは魚の気分によってころころ変わるので、カラーチェンジも含めてころころ行う必要があります。
そんなとき一回一回むすんでるとかなりロスになるので、スナップを激しくおすすめします。
その他必要になるもの
練馬サーモンは寒い時期に長靴を履いて、水の中に長時間いることになり、足元からの冷えが半端じゃなく寒いです。なので防寒グッズも必要です。
ネオプレーン素材の靴下(ウェットスーツ)
ウェットスーツ素材は発砲材質なので、これで一応断熱を狙います。でも寒いです。なのでアキレス腱を挟む様にカイロも貼った方がいいと思います。
ネオプレーン素材の手袋
同じくネオプレーンで指が出せる手袋。私はこれに似たモンベルの手袋を使っています。
アウター
私はモンベルのダウンにさらにプリマロフトのジャケットを重ね着してましたが、それでもかなり冷えました。アウターの中綿に頼るより、こういうそもそも発熱できるジャケットを中にきた方が良さそうです。
勤め先が室内なのに死ぬほど寒いので、この冬私もこういうの買おうと思ってます。
練馬サーモンの釣り方
あくまでも2回バラシ、2本釣ったことがある私の釣り方です。
なんと言ってもまずはポジションです!!2つのプールのメガネの様につながっている部分に立ちます。みんなここで釣りたいので早い者勝ちかつ、なかなかどいてくれないんですが・・・メガネの繋がり部分にたったらそこから、噴水奥にリーチできるようになります。
長靴がない人は逆サイド、メガネの外側の立ち居入り禁止エリアギリギリにたって斜めにアプローチしています。こちらも人気エリアですね。
私の場合は二回とも表層でヒットしました。
投げてすぐ竿を立てて、表層を流す様にゆっくり巻いていました。
先のドラグのところではなしましたが、緩めのセッティングだったのでガンガン糸が出て行きます。いつ終わるのこれ?という感じで釣り上げるまでに5分くらい格闘してました。
ちなみにトラウトは向こう合わせになりやすいので強くフッキングしたりする必要はありませんかかったらグググーと合わせていくような感じで竿を横で後ろに引きます。
それも状況によってまちまちだとは思うので、
・ルアーを投げて着水したら3秒ないし、5秒しっかりまって、ボトムまで落としてズル引き
・ボトムまで落としてから竿下げてをひいてみたり
・ボトムまで落として竿をあげてひいてみたり
・ファスト(早く巻いたり)スローにまいたり
などいろいろ試す必要があるかなと思います。
たまに浅瀬まで練馬サーモン出てくることがあるんですが、その個体にルアー投げても全く無反応だったりするので、何に反応するのか正直わかりません(笑
ただ、いずれにせよ練馬サーモンがいる遠くのポイントへリーチが必要となってきます!
水温が落ちるとサーモンの活性も上がってくるので、もうちょっと寒くなるといいですね!風邪に気をつけて良い釣りを!