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Pray Pray Pray(polly)全曲レビュー!

polly 3rdAL『Pray Pray Pray』全11曲をレビューしました。音楽知識は無いし文章も書けないですが良ければ見ていって下さい🙇あと備忘録も兼ねてるので、超主観的です。リンクあるのは個人的に推したい曲です。

お暇な方はこちらも↓

1.Laugher(feat.志水美日) 

このアルバムで最初にリリースされていた曲。
My bloody valentineのLoveless30周年リスペクト作でレコーディング時アンプ10台以上と数本のギターをレイヤーして作られたらしい狂気作。
アルバムver.は女性ボーカルMO MOMA志水さんがフューチャーされより中性的に、サウンド面もドラムが軽やかなタッチになったりギターもより高音が開けていて完全にこのアルバム仕様に作り変えられている。 サウンドの質感は極寒の北国の空気みたいな感じ。 肌が痛いレベルの。

2.Light us  
EASTOKLABとのスプリットカセットに入っていた曲。全体にpolly初のボウイング奏法のギター音が入っていて、サビはボウイング奏法の地鳴りみたいな音とシンセの音が相まって教会の中にいるような気分になる。あとラストに向けてかなり自然に転調が入ってて、2曲目と思えないくらいのスケール感があって好き。
ライブだと他の曲と全く違う種類の神聖な音がして昇天しそうになる。本当に教会で聴きたい。

3.A.O.T.O.

影響はAlpaca sports、Westkust等スウェーデンのラグジュアリーレコーズのバンド?(今度ちゃんと聴きます)らしい。個人的にはリリース前初めてライブで聴いたとき、カーディガンズの速い曲みたいな、海外の田舎のインディーロックバンドの一本のリフで押し切る曲みたいな、そんな雰囲気があって好きだと思ったのであながち間違いではなかった。 その後音源が出て聴いたらクソかっこいい疾走シューゲイザーだった。クソかっこいいのにギターリフとかに温かみがあるのが好き。今作のイケメン担当。

4.窓辺 
ボーカル越雲さんが作ったときに自分で涙を流してしまい特別に思い入れのある曲と言っていた。あと結局一番聞く曲らしい。
リリースされたときは、その前にA.O.T.O.、Light usとかが出てたのでシューゲ味が薄いように感じて、代わりにフォーク味がかなり強くなっててびっくりした(越雲さんはフォークがルーツだけどここまでフォーク味強いのは多分初めて)。
でもライブで見たときは、一番圧倒されてしまって真正面からノックアウトされるような曲だった。
この曲は一番メインストリームに耐えうるというか、例えばラジオとかで流してほしい曲だと思った。今はこの曲あってこそのこのアルバムだと思うし大好き。代表曲になっていくかも。

5.Daybreak 
J-popをpollyというバンドに落とし込んだ曲とのこと。
この曲はサビがギターソロと言ってもいいくらい ギターソロがメインになってる。
やんすさんのギターにフルート、メロトロン等を合成させて一個の音にしてるらしく、結果どこか教会のパイプオルガンみたいな音になってる。
この曲が一番今までのpollyと違う曲だと思ってるので初めて聴いたときは変容しすぎてて何がどうなってるんだ…状態だったが聴いているうちに歌詞と曲が優しすぎて号泣してしまった。
ライブでは越雲さんがハンドマイクで歌いながらやんすさんのブルージーなギタープレイが聴けて、pollyの新境地を感じた。


6.愛している 

MVがpolly最高傑作くらい良すぎるから見てほしい。ポップとシューゲの同居が美しすぎる。特にCメロ?が好き。ライブで聴いたときにライブ映えしすぎてて大好きになってしまった。 
ライブの時機材トラブルで余分に越雲さんのアカペラバージョンが聴けてレアな体験をしたのも含めて思い入れがある曲。
このアルバムで自分が一番好きな曲です。

7.One 
無になれる曲。 バックで2Dゲームのサウンドトラックみたいな一定の打ち込み音が流れていてすごく好み。シンプルな曲でアルバムのバランサーになってる。

8.Farewell Farewell
オルタナティブバラードっていう表現が似合う今作屈指の壮大な曲。
歌詞は今作の一番深いところの核心に入り込んでいて、この曲の歌詞が死に一番近づいている気がする 。最後のフォーク味強い歌唱が悲哀と決意を強めているように聴こえる。
余談ですがGARNET CROWの君 連れ去る時の訪れをという曲が好きで、その曲に似た空気感がある曲だなと思った。 死と隣り合わせな感じが。

9.Yours 
個人的に一番癖に刺さる曲。カオスだけどとても短くてこの曲もアルバムのアクセントになってる。
越雲さんのセンスを一番感じられる曲だと思う。少し鬼束ちひろの曲感がある。
歌詞が好き。

10.Life goes on 

このアルバムのピークを記録する曲。
アルバムの最初のテーマの「アイスランドの景色」を一番イメージさせられる曲。
MUSICA読んでたらレビュアーさんがダイヤモンドダストみたいなアルバムという表現をしていたけど、この曲のサウンドが自分の中ではまさにそう。
アイスランドの滝見てるみたいな気分になる曲(行ったことないけど)。不純物が全て流される気がするし、実は一番聴いている曲かも。
ライブでは聴けるなら終盤と思ってたらまさかの一発目で4んだ。


11.silence(remaster) 
リリースされる前に越雲さんが、IMOGEN HEAP -Hide and Seekというゴスペルっぽい曲をラジオで流していて個人的にも好きな曲になったのですが、少し後にpollyもゴスペルっぽい曲出してきてえっこれもやっちゃうのという感じでした。
不思議と越雲さんの声質にあっていて凄く好きな曲です。声以外の音はどこか遠くで鳴っているのが追憶を表しているようで凄く好き。
海外リマスターを本当に楽しみにしていて、いざ今作で聴いたときは耳が幸せすぎて4にました。
アルバムの最後がこの曲なのが最高。


レビューは以上です!読んでいただいた方ありがとうございます🙇


最後に、CDのリンクを

12inch.仕様(枚数限定です)

このアルバムのCD音質は本当に4ねます
お勧めです

こんな感じです



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