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【映画話】サウンドオブミュージック

20世紀の大傑作とも言えるこの映画、
『サウンド オブ ミュージック』
大好きで何度も見ていますが、ちゃんとレビューしたことがなかったので、
今回は長めにレビューして行きたいと思います!

見どころ(1) 曲と歌が凄い!


皆さんは「ドレミの唄」や「エーデルワイス」などの歌はどこで覚えましたか?私は幼児番組や学校の教科書から知りました。ドレミの歌なんて、物心ついた時にはみんな知ってますよね。
実はこの映画(ミュージカル)からその歌たちは誕生しているんですよー!
映画の途中で聞く歌がどれも聞いたことある曲なので、驚きますよ♫
この映画はミュージカル映画。素敵な歌声と頭にのこる歌が見どころです!
こんなに色々なところで愛される歌を登場させる映画は珍しいですね。

見どころ(2) 画面に広がる大自然

映画の舞台はオーストリアのザルツブルクです。
映画の最初は、ザルツブルグの大自然、山や草原などが映ります。
世界遺産とか自然番組かと思ってしまうくらいの大パノラマ。当時は撮影地の美しさを見せるのも映画の魅力だったそうです。
マリアが高原で綺麗な歌声で歌うシーン、とっても素敵ですよね。

見どころ(3) マリアの個性と心の美しさ

最初の歌でマリアには困ったわという印象を受けますが、作品を通して見るとマリアがなんと心美しいかがわかります。人間の自由と生命の輝かしさを楽しんでいる彼女はキラキラとしています。ゆえに子供達もすぐに彼女が好きになります。こう言った、「人間が忘れそうになった潤い」というものを、マリアは映像の中からいつの時代にも届けてくれます。それが何よりも私がこの作品を愛する理由なんです💓

愛されたどころか受賞しまくり

サウンドオブミュージックは、1959年のミュージカル作品です。映画化されて公開されたのが1964年になります。1960年にトニー賞を獲得した他、1965年の映画版ではアカデミー賞5部門を受賞しました。
原作 1956年ドイツ映画『菩提樹』・物語はオーストリア出身のマリア・フォン・トラップによる自叙伝『トラップ・ファミリー合唱団物語』(The Story of the Trapp Family Singers)を基にしています。劇らしく設定が色々変わってはいるようですが、実際に合ったお話ベースなのが驚きです。

サウンドオブミュージックツアーに参加してみた

実は私、2019年にザルツブルクに旅行で行きまして、サウンドオブミュージック ツアーに参加しました笑
ザルツブルクにイケイケなおばさんがツアーバス運転して、ホテルでピックアップしてくれました。私以外にもツアー参加者はいました。バスに乗ってハルスタットと言う美しい湖を目指しました。
美しい自然が広がり、空気は澄んで、素敵な場所でした。
撮影に使ったトラップ家も道路や草原やSixteen Going On Seventeenの場所もぜーんぶ回ってお腹いっぱいでした♫
オーストリアに行くときはウィーンもいいですがザルツブルグにも行ってくださいね!

実はオーストリアやドイツ人はこの映画が嫌い?

記載した通り、自叙伝『トラップ・ファミリー合唱団物語』(The Story of the Trapp Family Singers)を基にしていながら、劇らしく設定が色々変わっているところがキモのようです。
特にオーストリアがドイツに飲まれて行くように見せている部分は現実とは異なったそう。なのでオーストリアではザルツブルクを除いて、21世紀に入るまでこの映画は1度も上映されていないんですって。
この映画を鵜呑みにした日本人が誤った歴史背景を覚えてしまわないといいなと思いました。少なくとも私はこの映画が実話だと思って誤って覚えてましたwWikipediaを見ると、史実と相違した点で面白いストーリーが出ています。ぜひご参考に。→Wikipediaはこちら

最後に・・・

何はともあれ、素敵な映画であることは間違いありません!
脚色されない実話の映画もいいけれど、やはりそれでは魅力が出しきれない、などの理由はあったのでしょう。
これは映画である、ということを念頭にぜひ素晴らしい物語・歌・景色をご堪能ください!

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