スマホで撮る写真と一体何が違うんやろか?:AF-S NIKKOR 58mm f1.4G
スマホで写真を撮るのは別に楽しいと感じたことはないけど、一眼系カメラでファインダー覗いて写真を撮るのは楽しいと感じるのはなぜ?
たぶんこういうことなんだと思う。
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一眼系カメラで撮るという行為は、単に記録を残すという行為ではなく、絵を描くのと同じような作品作りの行為であって、作品に仕上げるまでのメンドクサイ過程のすべてが楽しい。
具体的にはこんな感じかなあ?
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◆どのレンズを持って行こうかな?どの時間帯がいいかな?とシーンごとに考えるのが楽しい。
◆ボケさせるのか?パンフォーカスで行くのか?寄るのか寄らないのか?あの木を入れるのか入れないのか?光の位置は??構図を考えるのが楽しい。
◆露出は?絞りは?シャッタースピードは???設定を決めるのが楽しい。
◆出来上がったRAWをいじくるのが楽しい。
違うかね??
もちろん自分だってスマホで撮る時もあるさ。でもそれは想い出に残す記念撮影や単なる記録撮影の用途の時が多い。そういうのは多少手振れしてもいいし、ボケててもボケてなくてもいいし、ノイズが乗っててもいいし、そこに対象となるものが写ってればいいっていう時だな。なのでスマホで撮る時というのは、シャッター(ボタンか)を押すだけでそこに画を作り込むという意識は全くない。
スマホと一眼系カメラとの違いって、クルマで例えるとスマホはAT車、一眼系カメラはギアを自分で選ぶMT車みたいなもんかね?
AT車にしか乗ったことのない人は、たぶん今ギアが何速に入っているかなんて気にしたことないだろう。気にしなくても運転できるからね。でもそこに「自分で車を操っている」って感覚は希薄になるんだろうな。
比してMT車は、もちろん自分でギアを選んで変速して運転する。一見メンドクサイ行為に思えるかもしれないけど、これが楽しいのよ。自分の操作でクルマの動きがダイレクトに反応するから「自分で車を操っている」感覚MAXになって楽しいのさ。
まぁ自分も今は疑似AT車(※)乗ってるけどね。
(※)機構はMTだけど電子制御でクラッチ操作をするシーケンシャルマニュアルギアボックス車(トルコンオートマとは違う)
世の中にはスマホでも素晴らしくスゴイ写真を撮る人もいるけれど、やはり自分はドデカイ一眼カメラにドデカイレンズくっつけて、メンドクサイ思いをしながら写真を撮っていくスタイルが楽しいと感じているので、今後もずっと一眼系を使い続けると思う。
それではこの辺で
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