2024年8月17日

小さい時から、眠りにつこうとするとふと恐怖に包まれることがある。
暗いのが怖いだとか、おばけが出るから怖いとか、そういうものではない。いずれ誰にでも来る「死」への恐怖。

人間も生き物であるから、当然いつか死ぬ。それが病気であろうが、交通事故であろうが、突然巻き込まれた戦いであろうが、やがて行きつく先は同じ。
しかし、死んだあとの意識はどこに行くのかは、誰も知らない。まあ、死んでしまった人に聞くなんてことできないもんね。天国とか地獄とか冥界とかいう世界も、自分たちが生きているうちに善行を積むように啓発するために考え出された概念ってものだから、本当にあるとは断言できないし。
呼吸も食事も勉強も恋愛もできない、真っ暗な世界に永遠に閉じ込められてしまうのではないのか、と恐怖でいっぱいになる。

こんな真っ暗闇に閉じ込められる前に、できることは全力でやりたい。勉強や仕事も当然。素敵な人と運命的な出会いをしたいし。かわいい動物たちの温もりが欲しいし。とびっきりおいしいものを沢山食べたいし。まだ知らない世界を旅してみたいし。頑張って、豊かに生きないとな。やりたい!と思ったことを全力でやって、やりきってから安らかに眠ろう。

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