コインチェック事件とマウントゴックス事件の真相
この事件について簡単にまとめてみました。3分で読めます!
1.コインチェック事件(2018年)
この表をみてください。
一番上にマウントゴックス社(日本)の名前がありこれらは「約470億円」の被害にあってます。
実はコインチェック事件は、それを上回る「約580億円」のNEMを流出された事件です。
これは今まで起きた中で、過去最大の不正流出事件です。
何故こんな事件が起きたのか、簡潔にまとめます。
お粗末な管理体制だった、ためにコインチェックにはハッカーから狙われた可能性がある。
その理由は2つあります。
①ネットワークに常時接続しているホットウォレットでの管理。
ネットから隔離したコールドウォレットで管理してれば不正アクセスは防げたかもしれないが、
コインチェックの和田晃一良社長は記者会見でこのように言っていました。
「技術的な難しさと人材不足から対応できていなかった」と説明していました。
②仮想通貨には「秘密鍵」と呼ばれる英数字をランダムに並べる認証コードがあるが、それだけではハッキングで破られてしまう可能性がある、
取引所では普通「マルチング(複数署名)」と呼ばれる仕組みを取り入れており、秘密鍵を複数に分割して別々に管理している。
これでハッキングの難易度を高め、盗難の可能性を減らすようにしている。
しかしコインチェックではNEMでその仕組みを採用してなかったみたいです。
今更ですが、ホットウォレットでの管理は危ないですね。
自分のオススメはハードウェアウォレットがオススメです。
2.マウントゴックス事件(2014年)
これは先ほど紹介した、コインチェック事件に続く、世界で起こった2番目に大きい流出事件です。
こちらも、何故こんな流出が起きたのか簡単にまとめます。
①経営者破綻の原因は、システムへのハッキングで顧客から預かっていたビットコインが消失したこと。
更にいうと、何度もサイバー攻撃を受けてシステムの不具合は認識していたが、抜本的な対策は取らなかったとされる。
そのうちに不具合を悪用した不正アクセスによって取引記録が操作されて、大量のコインが消失したとされてます。
一時は世界のビットコイン取引の8割を握ってたこともあるそうです。
②社長のカルプレス氏による顧客資金の横領疑惑。
2013年に顧客からの預かり金を管理していた銀行口座から総額約3億4000万円を自分名義の口座に送金して着服。
また取引システムデータ改ざんによって自分が管理する口座の残高を水増ししたともされている。
しかし、カルプレス氏は「破綻を防げなかった責任を痛感している」と謝罪したうえで、「私は無罪。破綻の主なる原因はハッキングによるもの」と述べ、無実を主張していた。
その翌年の平成27年8月1日、私電磁的記録不正作出・同供用容疑で、マウント社の最高経営責任者カルプレス氏を逮捕した。
この事件を振り返るとやはり、セキュリティーがまだまだ安全ではないですね。
最後までみてくれて、ありがとうございます。
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