家族・教育・物語を大事にする歯医者さん|ここステキシリーズvoI.2 (はち歯科医院)
保育ソーシャルワークや学校ソーシャルワークのお仕事で、各施設に入らせていただく際「めちゃいいじゃないですか、それ、他の園もきっと見たい、知りたいと思いますよ!」という取り組みに出会うことがよくあります。
そんな取り組みについて皆さんにご紹介していく「ここステキ!!」という記事をシリーズでお伝えしていきます。
では、行きましょう!
vol.2は大野城市にある「はち歯科医院」さまです。
はち歯科医院は、小児専門の言語聴覚士がいる歯科医院として大変珍しく、これまで保育ソーシャルワークで訪問している園児の保護者様に紹介することが多々ありました。また、はち歯科医院さんに通院している園児の保護者様から指導内容をきくと、私たちも保育士も勉強になることばかり。これはもっと多くの方々にご案内したい貴重な社会資源だ!と確信し、より詳細な情報を得るため、今回、馬場院長先生と吉村歯科衛生士さんに話を伺いました。
社会環境を良くしたい
馬場院長のお話の中で特に引き込まれた部分は、先生方の歩いてこられた軌跡と目指す未来、そして「はち歯科医院」として果たしていこうとしている役割についてです。
しかし、院長自身は障がいの有無などは気にしておらず、その子に合った環境を整えることが大事と強く語ります。例えば、歯並びは環境要因が9割で、どんな養育・教育を受けているかで変わっていくため、この分野に力を入れているそうです。
家族・教育・物語
はち歯科医院の小児分野には、「赤ちゃんクラブ」・「オルトキッズ」・「ことろば」など口とカラダを整える教室やプログラムを運営しています。
それらは、物語を理念のひとつに掲げ、ナラティブ・ベイスト・メディスン(NBM:Narrative Based Medicine)をベースに行っています。具体的に何をしているかというと、医院のスタッフの方々が、初回診療はもちろん、日々の通院でのヒアリング、定期健診や上記のような教室やプログラムを通して、家族と話しながら健康について考える時間をもつようにしているということです。こうすることで、家族問題を減らすきっかけになると考えていいます。
また、ホームページには、
株式会社ソーシャルワーク福岡と共通する部分があります。問題が起きてから出会うソーシャルワーカーではなく、普段の暮らしの中で会えるソーシャルワーカーを目指す。私たちが相談者の方に出会ったときは、問題解決するためにアセスメントをしっかりと行っていきます。
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帰りに時計をみてビックリしました。あんなに時間が経過していたこととも気づかず、夢中で立て続けにご質問してしまったことを帰り道に反省しました(笑)
先生方の目指す未来のご迷惑にならないように、他の方からの誤解を生まないように、いただいたたくさんのパンフレットを活用していきながら、丁寧に保護者の方々や関係機関にお伝えしていこうと思います。
各教室やプログラムへのお問い合わせ・ご予約は、はち歯科医院さんへお願いいたします。
次の記事では、はち歯科医院と連携しているお口と成長発達教室の「くちはぐ」をご紹介いたします。
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