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【登壇報告】子どもソーシャルワーカーと一緒に考えよう!「私の心地よい子育て」


ファミリー・サポート・センターちくしの様からのご依頼で、「私の心地よい子育て」というテーマで今年も講演させていただきました!

参加してくださった主な方々は、子育て中のママでこどものサポートを依頼したい「お願い会員」と、子育てのお役に立ちたいと「あずかり会員」として登録される方。ご夫婦での参加もありました!

今回はその様子と参加者様の感想をご報告いたします。

昨年度もご依頼いただいた本講座。内容を少しブラッシュアップしました。

まずは、子育てがマイノリティーな時代背景になっていることを確認。この現代でサザエさん一家が東京都内で暮らしていたら・・・と具体例を挙げながらイメージを膨らませました。

実は、私自身、東京都内で子育てをしていたことがあるので、より気持ちが入っていたと思います(笑)

当時の様子は『わたしの決断物語』に掲載されています↓↓↓


こんな世の中で子育てしている私たち、本当にすごいですよね!!!

けど、かわいい子どもをかわいいと思いながら育て続けるには、母の余裕・周囲の理解とサポートが必要です。子どもはその母親・父親の子どもだけど、これからの時代は社会の子どもという認識が大事です。ファミリーサポート制度はまさに社会で子どもを育てていく仕組みになっています。ちなみに、私もバリバリのファミサポ会員で、「あずかり会員」さんに大変お世話になっていました。

講座の後半は、個人ワーク。独自のワークブックを使いながら、自分の気持ちや一日のスケジュール、周囲の関わりについて可視化しました。ゆっくりじっくり日々に向き合う時間を味わった後は、それぞれの想いをグループで共有しました。私も各グループに入って参加者さんの話を聞かせていただきました。グループワークは、やっぱり盛り上がりますね!時間が足りないほどでした。

最後に、参加者さんの感想を一部ご紹介します。

アウトプットの時間もあって、とてもいい時間を持つことができました。産後ケア施設の一日利用でとても満たされた経験があるので、このような施設や産後ケアが大事という考え方が筑紫野市でも広まってほしいと思いました。

私たちって過酷な中で子育てをしているんだ、核家族で子育てしている私たちってえらい!って感じました。

今育休中で、復帰後のことが心配だったけど、今回の講座を受けて話を聞いてくれる人を求めていることに気づきました。子育てをさらに楽しんでいきたいです!

理想はお母さんが笑っている絵本のイメージだったけど、家族は馴れがあってそんな感じではない。でも、自分は自分。どちらも行き来していいんだって思えました。


最後に何人もの方が近寄ってきてくださり、

「私の産後のモヤモヤ感を言語化してくださってありがとうございます。私へのメッセージかと思いました。」

「今、子どもの不登校に悩んでますが、一人で抱え込まないことが大事なんだと改めて思いました。学校のソーシャルワーカーさんやカウンセラーさんにも話してみます。」等々直接お話してくださいました。

このお話が皆様の振り返りや「ちょっと一歩進みだしてみようかな」の機会になったこと、とても嬉しいです。

このような貴重な機会をつくってくださった、筑紫野ファミサポ事業ご担当の皆様、本年度もありがとうございました!!

お問い合わせ先

本講演が気になった方、産前産後のソーシャルワークについて関心がある方は弊社にご依頼ください。
育休前のお話が必要な企業様向けの研修もお引き受けしています。
いい人生、いい仕事、応援しまっす!

【お問い合わせ先】ソーシャルワーク福岡:info@sw-f.jp

おまけ


最後に、中村奈桜子さん(当時九州大学大学院芸術工学府学生)が、「産前産後支援、育児の現場」をテーマにしたドキュメンタリーを制作しました。弊社代表豊福がこの映像制作において取材を受けました。コロナ禍における産前産後についても分かりやすく伝えていますので、どうぞご覧ください。