社会福祉士国家試験 解説 ~ICF~
このカテゴリーでは、社会福祉士の国家試験の過去問を解説しています。
ICF(国際生活機能分類)
第36回
問題2 事例を読んで、国際生活機能分類(ICF)のモデルに基づく記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
【事例】
Aさん(78歳、男性)は脳梗塞を発症し左片麻痺となった。室内は手すりを伝って歩いている。外出時は車いすが必要で、近隣に住む長女が車椅子を押して買物に出かけている。週1回のデイサービスでのレクリエーションに参加するのを楽しみにしている。
1 年齢、性別は「心身機能」に分類される。
2 左片麻痺は「個人因子」に分類される。
3 手すりに伝って歩くことは「活動」に分類される。
4 近隣に長女が住んでいるのは「参加」に分類される。
5 デイサービスの利用は「環境因子」に分類される。
対策ポイント!
▶ ICFの図を何も見ずに書けるようになろう!
▶ 用語の説明をできるようになろう!
【ICFとは、生きることの全体像を表す共通言語】
○ ICFは簡単に言うと、「人の健康状態や生活を多面的に捉えるためのもの」です。健康と生活という、まさに生きることの全体像を表す概念です。
【用語を丸暗記しよう】
ここから先は
1,353字
/
2画像
¥ 200
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?