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【ポートフォリオ公開】個人投資家サラリーマン23年9月の資産状況と今後の方針

当面の定量目標は、
中間目標:インデックスのみで4,000万円
最終目標:総資産で2億円

それでは定点観測、行ってみましょう。

■総資産と負債と純資産(簡易個人B/S編)


※総資産には自宅不動産も加味していますが値上がり益は反映していません※


2023年も向こう約4か月になってしまいましたね。

1月と比較すると9月上旬現在↓↓↓
・約8か月で総資産は約609万円増。
・約8か月で負債は約59万円減。
・約8か月で純資産は約668万円増。

■総資産推移


こうしてみると、2022年のベアマーケットの影響を感じさせませんが、円安ドル高のおかげでそのダメージを相殺しています。アセット分散の視点からも自国通貨のみを保有するリスクはこの先も大きくなっていくことと思います。

個人的な考え方としては、給料を日本円で貰い、税金と社会保障費を払い日本の福祉を享受して、日本に不動産(自宅)を所有しているので、これ以上日本(の通貨や株式)に資産を振り分けておく必要性は低いと考えています。

■負債推移


負債は住宅ローンのみになってます。ローンは払えば確実に減るので分かりやすくて良いですね。

私は住信SBIネット銀行にて30年固定金利(1.3%)で借り入れしています。

日本も最近住宅ローン金利がジワジワ上がっていて、住信SBIネット銀行の23年9月時点の新規借り入れ固定金利は下記です。

パラディソが借りたときより0.39%上がっている

こういった金利変動リスクはヘッジしてますので、負債に関しては気楽なものです。

固定金利か変動金利、どちらが良いのか?議論の答えは分かりませんが、この5年だけを切り取れば変動金利がファイナンス的には正解でした。

住宅ローンは借り方として元利均等返済(返済額が一定)を選ぶ人が大多数だと思います(私も)。この場合、特に返済開始初期の5年~10年が金利を多く払う時期になるので残念です。

しかし、筆者としてはファイナンスの面だけでなく、リスク管理とメンタル面の総合判断として固定金利を選んだのでその選択に後悔はありません。


■純資産推移


総資産-負債=純資産としています。

純資産に関して、6,000万円を超えてからの加速が凄いですね。ほぼインデックスファンドの評価益向上と追加入金によるものなのですが、どんな時もコツコツやっていくのが大事なことだと感じています。


■リスク資産ポートフォリオ


●リスク資産全体

下記は自分名義の証券口座の中身のみです。長女・次女名義の証券口座や銀行口座、妻の証券/銀行口座に入れている金融資産は含んでいません。


投資用の現金含む
投資用現金含まず

この夏にブル3倍S&P500ETFとメキシコETFの利益確定を行い、米国長期債ETFの買い増しをしています。

リスク資産(現金除)の内、コア比率を年末ターゲットに85%としているのですが、こちらも問題なく着地できる想定をしています。


●コア(インデックスファンド&ETFのみ)の内訳

ポートフォリオ全体としてはコア・サテライト戦略を採用していますが、下記はコアのみを切り出してアセットアロケーション分析をしたものです。

日本株式:2.6%(水色)
米国株式:77.4%(ピンク)
米国外先進国株式:10.9%(濃紫)
新興国株式:9.1%(薄紫)

サテライト除くコアのみの内訳
※myindexを使っています※


コアに関しては特定口座で買い付けているETFや投資信託と併せ、NISA口座、iDeCo口座分も含めています。

今現在、特定口座、NISA口座、iDeCo口座で定期的に積立ているものは、下記のみです。

なお、今月emaxis slimから全米株式の投資信託が出るようです。もう少し調べますが現在買っている楽天VTIを止め、emaxis slim全米株式に移行予定です。

・「emaxis slim 全世界株式」
・「emaxis slim 米国株式(S&P500)」
・「楽天VTI」


●キャッシュ比率

現在23%程です。いわゆる生活防衛費的な意味で持っている部分でもあるので、キャッシュ比率に関してはあまり厳密にルール化はしていないのですが、下記だけ念頭においています。

①常に余力を残せ
②しかし、勝負所ではその限りではない
※勝負所のイメージは直近では2020年のコロナ相場ですね、あの時はフルインベストメントでした。


■2023年10月以降の投資戦略について


コアサテライト戦略のもと、キャッシュポジションを除くポートフォリオで年末時点コア85%:サテライト15%比率を目指します。

コア部分に関しては主に積立で作ります。

現在は毎月の買付の約8割が全世界株式、2割は米国株式(これで米国比率が75%くらいになる)になっています。

基本姿勢としては米国のこの先の繫栄に賭けていますが、どうなっても後悔しない&長く投資し続けられる様に、心の御守り(長く続けられる精神安定剤)として、全米もS&P500も全世界も全部買う方式を採用。

サテライト部分に関しては、流動的です。

現在は中国以外の新興国ETFや米国長期債ETF、ヘルスケアセクターETFと旅行関連個別株で構成しています。

来年2024年末では、コア:サテライト比率を更に5%コアに傾け、可能な限りノーセルリバラスにて、コア90%:サテライト10%にしていく計画です。


■まとめ


まだ今年は3か月以上残っているので気が早いですが、ここまで2023年は株式投資による資産形成は概ね順調です。

あまりガチャガチャ動くことなく、コツコツとインデックスファンドを買っているのと、自分ルールのコアサテライト比率(85:15)を守るだけ。

株式への投資で長期的にインデックス越えの収益率を達成することは容易ではありません。

プロでもない弱小個人投資家の庶民は収益率向上よりも、入金力の向上と運用する時間を長くとる事が資産形成のキモになるかと考えています。

筆者自身、特に難しいことは何もしていません。多くのサラリーマンも同じことが出来ると思います。

基本動作は税制優遇の制度を使い倒す前提で毎月の給料から拠出可能な金額でタイミングを図らずにインデックスファンドを買うだけ。

それでも、小さなこともコツコツと続けていると、いつかそれなりに遠くまで行けそうな気がします。


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