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今年は小説家として売れる!そしてペルーに行く!

2025年になった。
今年はどんな年にしよう?
まず、例年通り、目標は小説でメジャーデビューすることだ。
現在書いている『ドラゴン魔城』で決める。意気込みは毎年同じなのである。
しかし、詰めを甘くしないように、何度も何度も推敲しようと思う。完成するまでは次の作品の準備はしない。準備を始めると関心がそちらに行ってしまい、今書いている長編小説の詰めが甘くなる。だから、『ドラゴン魔城』が完成するまでは読書はしない方がいいと思う。しかし、さっそく一冊読んでしまった。『マヌ法典』である。私は昔、仏教に関心があったため、インドの古典はみんな仏典みたいなものかと思っていたらそうではないことがよくわかった。リグヴェーダから始まる神話こそが最もインド的てあり、仏教は亜流であるようだ。たしかに仏教が栄えた時代もあると高校の世界史で勉強したが、一貫してるのはヒンドゥー教という、ざっくりと「インドの宗教」と言ったらいいだろう。マヌ法典もそのような宗教観から作られているが、現代の法律書となんら変わらないような部分(例えば相続法)があるところが興味深かった。
ほら、一冊読んだだけで関心が『ドラゴン魔城』から離れてる。いかん。
今はドラゴンと魔法と剣の世界を掘り下げるべきだ。
そうは言っても、私は今年、ペルーへ旅行しようと思う。その思考回路は小説とは別立てにする。以前は小説が売れたら海外旅行をしまくろうと漠然と考えていたが、それではダメで、私は登山を趣味として小説とは別立てで考えてきたら、生き方に張りが出来たので海外旅行も小説の夢とは別立てで考えたい。
でも、まだ一月が始まったばかり。とにかく『ドラゴン魔城』だ。で、休憩時間にペルーを考える。これで行こう。
小説家になりたいとは、つまり転職したいということだから、旅行より重要だ。
私は今年で四十六歳になるのだが不思議と結婚に対する焦りはない。彼女を作ろうとか動き出す意欲はない。中学生の甥に彼女が出来たら抜かれることになる。まずい!
しかし、現実で優先的に考えているのは小説家として売れることと旅行のことである。
どうなることやら。

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