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首相記者会見、少子化対策

こんばんは。
アイムソーリー。総理大臣の大橋です。
本日は少子化対策についてお話しさせていただきます。
我が国の少子化問題の根本はおカネがないから子供が産めない、ということにあります。ようするにおカネがない若者はセックスをしないか、ゴムをつけてのセックスに妥協するなど、本来、したいことができない状況にあります。つまり、少子化対策は、十代でもバンバン生セックスをし、バンバン子供を産んで育てることができる子供ファーストの世の中にすることがゴールにあると考えられます。
私は、なんで子供には参政権がないのか?昔から思ってきました。たしかにまだ物を知らない子供が一票の権利を持つと、政治が良くない方向に行ってしまうなどの心配はわかる気がします。しかし、それは私たち大人の子供教育の怠慢が元にある心配であります。
ようするに政治参加できる思考ができたならば若年でも政治に参加すべきなのです。では、その「政治に参加できる思考ができるとき」とはいつか?それはすでに我が国は答えを出しているはずです。
それは十五歳です。
つまり、義務教育の終了の時です。それが政治参加の認められる時だと見做されなければ何のための義務教育か?
現在、中学を十五歳で卒業した者は、十八歳の投票権を得るまでに三年間のブランクがあります。これはいったい何なのでしょう?私は常々疑問に考えて来たことであります。
義務教育は教育を受ける義務であるとともに、国が子供に政治参加できるだけの能力を身につけさせる義務でもあります。十五歳で中学を卒業し、十八歳まで三年間待たねばならない、これは意味がわかりません。
十八歳を成人とするならば、義務教育も十八歳まで引き上げなければなりません。しかし、私はそうは考えません。私が考えるのは成人年齢を十五歳に引き下げることであります。
先に述べたように十五歳で義務教育は終わります。そして、十五歳より前から若者はセックスがしたくてどーしようもなくなります。しかし、現在、若者にセックスを躊躇わせるのは、経済力です。それは二十代、三十代、あるいは四十代でも同じです。経済力がない者はセックスを躊躇いますし、恋愛も結婚も躊躇うことになります。これが日本経済、社会構造が抱えている根本の問題であります。
私はべつに不道徳なことを言っているわけではありません。一夫一婦制を破壊しようなどとは思いません。十代でも良識を持ったカップルは多くいるのです。しかし、経済力がないため生セックスに踏み込めず、出産のチャンスを逃しているカップルが多くいるのが実情です。
では、政治は何をすればよいか?それは上に述べて来た、義務教育の多様化を図ることであります。
例えば、中学を卒業し、就職した者が即英語を必要とする環境に置かれることがどれほどありますでしょうか?古典の知識がどれだけ役に立つでしょうか?数学の関数がどれだけ役に立つでしょうか?
人生は多様であります。すべての人間がエリート官僚などになるための教育など受けなくてよいと私は考えます。
読み書き計算が社会で生きて行くには必要だと私も思います。しかし、それもある程度基礎ができれば、それ以上は必要ないと思います。
生きる力、知識を身につければ、それでいいと思います。
現在の教育は、英語ができなければならない、ITがわからなければならない、などと若者に切迫感を与えているような気がします。
しかし、英語やITや、あるいは古典の知識などなくとも立派に生きていける職業はたくさんあるのです。
高校以上で学ぶ知識が要らない仕事に就く者に、高校以上の学歴が必要でしょうか?そして、十五歳で就職した者はすぐに結婚し家庭を持つことはよくないことなのでしょうか?
あるいは学業と子育ての両立なども考えて行かねばならないことかもしれません。それを決めるのは、これから当事者になる子供であると私は考えます。
子供に参政権を、さしあたっては十五歳以上に参政権を引き下げることを私の総理大臣任期期間内に達成いたします。

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