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【告知】長編小説『アトランティス世界』300円で公開予定。
今、私は冒険ファンタジー長編小説『アトランティス世界』という作品をマガジンにして300円で公開しようかと思っている。最初の何話かは無料にしようと思う。一度に公開するのではなく、連載みたいに順に公開していくつもりだ。
この作品は私が冒険ファンタジーを書き始めた2019年の『空中都市アルカディア』『地下世界シャンバラ』に次ぐ三作品めで、2020年の作である。
アトランティスとは有名な大西洋に浮かぶ伝説の大陸である。そこへ主人公たちが迷い込んで冒険をする話である。主人公たちは全員イギリス人である。時代は現代である。
博士とかその甥の少年など、なんとなく19世紀のイギリス小説のテイストを意識した。
私はこの小説を書くために、プラトンの『ティマイオス』と『クリティアス』を読んだ。このふたつには「アトランティス」が出てくる。ジブラルタル海峡の外にそのような島があると書かれてある。プラトンは哲学者だから哲学の本ばかり書いていたのかと思ったら面白いことも書いているんだなと思った。まあ哲学も充分面白いと思うが、「アトランティス」などと夢のある作品も書くなど粋なことをする。
まあ、私の書いた『アトランティス世界』はプラトンのとは違うが、プラトンがいなければ、間違いなくこの作品はない。私はオカルトが嫌いだが、ムー大陸とかも好きで、そのようなものを現実の延長にあるものとして書くのが好きである。現実世界はその延長に夢の世界を置くことで、大変豊かなものとなる。そう信じるからこそ、私は冒険ファンタジーを書くのである。
『アトランティス世界』お楽しみに!