一次性の笑いは大いに育てましょう♪
笑いって、発達段階があるのをご存知ですか?
「一次性の笑い」は、大人の働きかけで笑うこと。
「二次性の笑い」は、自ら笑う要素を見つけて行動して笑うこと。
「三次性の笑い」は、相手の反応を楽しみながら笑うこと(相手を笑わせたくて行動すること)。
大人でも、笑いのポイントが他人とは大きくずれていたり、もしくは全く笑わない人、あなたの周りにもいませんか?
幼少期、大人から笑いかけてもらっていなかったり、一次性の笑いの経験が乏しいと、自ら笑う要素を見つける経験も少なくなるそうです。
自分が楽しくないのに、相手を笑わせようとは思わないですよね。
一次生の笑いが育ってないと二次性、三次性の笑いには発達出来ないんです。
一次性の笑いを育てるには、一本橋こちょこちょのような手遊び歌が効果的です!
一本橋こちょこちょは一次生の笑いと、ワーキングメモリー(短期記憶)を育てるのにもってこいです!
歌に慣れてきたら、階段登ったあとにこちょこちょせず、反応を待ってください。
「なんでこちょこちょしないの〜?」
って反応したら、ワーキングメモリー(短期記憶)が育っている証拠です❣️
とにかく楽しんでおこないましょうね。
笑いが育ってきたら注意したいこと
よく、「う〇ち」や「ち〇ちん」と言ってはゲラゲラ笑って困るというご相談を受けます。
似たような言語が会話に出てきては、「う〇ち」に結び付け大笑い。
ここで、見られる親御さんの行動としては
1.言わないように厳しく叱りつける
2.「そう、う〇ちに似てるね。面白いわね。」
3.無視
という感じでしょうか。
もし、言ってほしくないと切に思っているのなら「無視」が効果的です。
「大人が何も反応しない…
ん?それほどおもしろくないのか…
言うのやめよう。」
となるのです。
しかし、それだと笑いは育たない。
なので、「そう、う〇ちに似てるね。面白いわね。」と共感しておきつつ、
「ここは色んな人がいるから、ここでは言わないでね」とか
「この続きはお家でいっぱい言おうね」
など、「今は言わない」という流れを作るといいですね!
幼少期に面白い事を言っても
「それの何が面白いの?」
「くだらない事言うのやめて!」
「馬鹿なの?」
など、親が否定してしまうと、大人になってユーモアセンスのかけらもない、ギャグの一つも言えない真面目くんになってしまうと言われています。
あなたは、彼氏や彼女に「つまらない人」を選びましたか?
ご自分のお子さんが「つまらない人」になっても大丈夫ですか?
幼少期に子どもの笑いの土台は作られます。
「面白い」「楽しい」「続けたい」と思う気持ちの土台も築かれるのです。
ぜひ、皆さんのご家庭なりの「笑い」を幼少期から育ててみてくださいね!