こんな水戸黄門は嫌だッ。松本人志篇。
顔はすっかりおじいさんだが、しかし首から下はビルダー体形、アナボリック・ステロイド(男性ホルモン)の大量投与と孤独で一途なトレーニングでむきむきマッチョ。性欲は中高生なみにビンビン。かれはお笑い界の水戸黄門、現代のレジェンドである。
黄門様の後につきしたがう助さん&角さんはアテンド芸人。構成作家やヤメ検弁護士の姿もある。黄門様ご一行はIPPONグランプリをやりながら旅をする。笑い声が絶えない。青空の富士山を背景に助さんは黄門様にお追従をする、「新しい宿場町で出会ったばかりの女たちとお宿の一室で、じゃがりこ 明太チーズもんじゃ味や、6Pチーズ 、ピーナッツ揚げなどつまみながらおいしいお酒飲んで、たのしいゲームでたわむれて、最後はエッチで女アヘアヘ。エッチの後はふたりでまったりどん兵衛すすって。いやぁ、甘露ですなぁ。」
黄門様は言う、「甘露甘露で四十年。甘露ツバキは恋の花や。あ、ここ笑わんといて。ええか、助さん角さん、仕込み頼むで。おれの女の好みはな、まず黒毛や、茶髪はあかんで。職業の好みはユニクロ、マクド、スタバの店員、高校~中学の先生。こうほうの女。べんごし。あとな、人妻の子なし。ANAとJALのアテンダントもええな、でも、LCCはあかん。美容師、モデルもあかん。それからな、女誘うときにおれ(水戸黄門)が来る言うたらあかんで、あらかじめ言うてもうたら女たちがおれと出会ったときのドッキリ感とハッピー感、アンビリーバボー感が薄れてまうからな。自分で言うのも嫌らしけど、おれの場合はいわばおれ自身が葵のご紋、おれそのものがリアル葵のご紋やんか。そんなもんはなから見せたったら水戸黄門にならへんがな。ええか、おまえらええ仕込みせいよ、人生苦もありゃ楽もあんねん。涙の後には虹も出るちゅうやつや。ええ仕事してくれたあかつきには、おれがちゃんとおまえらを引き上げてやるからな。だははははは。」
こんな色ボケエロエロ水戸黄門は、嫌だッ!
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