単線成長でなくスパイラル的成長
昨日書いた
管理職が心得る「出来る化」|鈴木良実 (note.com)
では
個人技->技術
と言う流れで、管理が進むと言う風に捉えていました。
しかしながら、このような
一方的進化
の発想では
状況の変化に適応できない
と言うトラブルが生じます。
つまり
新技術対応なら有能な個人技で突破
が必要になります。
私は、1980年代にマイクロコンピュータ応用機器のソフトウエア生産で、標準化により
脱個人技の管理
に成功しました。しかしながら、IC技術の進化により、ソフトウエアに対する要求は高度化します。こうなると
要求事項の明確化
は、当時の技術では
個人技に依存
となります。そのため今までの、脱個人技の管理を諦めて
個人技依存の体制
とする必要がありました。
しかし、一度旨くいった成果に捕らわれるのが、人間の悲しい性です。私もこの切り替えに失敗しました。
この問題の教訓は
個人技->技術化
但し状況変化は
有能な個人技で突破
次に
個人技->技術化
という、スパイラル的な管理の成長と言うことです。