安定する組織作り
前に書いた
変化しないモノ|鈴木良実 (note.com)
によるモノ作りの発想は、現在社会の機械や、建造物などの、物理学的な物作りに大きな成果をもたらしました。
しかしながら、この発想を
人間の絡む組織など
に適用できるでしょうか?
これは、強制や契約を用いる形で、ある程度は成功しています。極端な事例では
ベルトコンベア生産の個人作業者
や
軍隊組織の兵卒
です。
しかしながら
個々人の全力を発揮
と言う場合には、個人の感情面なども絡み
不安定さ
が出てきます。
こうした、人間のように
自立した考えのある個体の組織
を考えるときには
本質的に不安定なモノ
として対応する必要があります。この場合の対応は
外圧で縛る
自主的に向かわせる
と言う二つの方向があります。外圧の中には
規則や契約
も含まれます。これらは
指示に反したときの処罰
と言う力が後ろにあります。なお、こうした処罰には
仲間はずれ
等の非公式の圧力も含みます。
一方、自主的な動きは、もう少し曖昧な形になります。代表的なモノは
模範的なモノを真似る
価値観を作る
楽になる方向に向ける
などあります。こうした仕組み作りが、組織作りの成功に繋がります。