表面的な教育が「空気暴走」へ
私は、昭和の「空気の暴走」の原因は、明治の文明開化にあると思います。
そこで行われたのは
西洋文明を表面的に取り入れる
という現象です。例えば
医療の世界では
漢方->西洋医学
と言う変化です。そこで大切なことは
西洋文明は見える効果がある
しかもそれを支える理論的説明がある
と言うことです。多くの場合
西洋医学の薬は症状を押さえる効果があり
しかもそれを解剖学や細菌学で説明できる
力がありました。しかしながら、本質的な治療に役立つ
漢方薬の持つ体質改善効果
等は見落とされる場合があります。
こうした
一面的な見方を教えるのが
明治の学校教育
です。しかもこれは
教育勅語の精神で
先生の言うことは絶対
教科書は絶対
と踏み込んで考えないようなしつけにつながります。
こうした
分かった気になる教科書教育が
「空気」の暴走を呼ぶ一因
になったと思います。
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