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言葉の上滑り

昨日思いついた

水戸学は漢才で和魂に響くか?

について、もう少し江戸時代を考えました。つまり

徳川の平和は
儒教教育の成果

と言う一面です。つまり

武士を忠孝という道徳で縛る

発想です。ここでは

儒教という漢才

が支柱として指導力を発揮します。

更に、平和な江戸時代には

寺子屋や学問所

武士から農民・町人まで、多くの人が

孔子の言葉などを学ぶ

ようになります。つまり、それまで僧侶・学者などの独占から

漢才の大衆化

が実現していました。

この副作用として

言葉の上滑り

が生じます。今の日本でも

学問知識の大衆化で学問用語で会話
例)MBAの用語での会話など

本当に理解できてない上面議論

が時々起こっていますが

水戸学による
幕末の尊皇攘夷

なども

スローガンの暴走

状態でした。

現在の

高学歴化
学問大衆化

にも同じ危なさがあるように思います。

関連記事です。
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