あるべき姿の描き方
新しい物事を実現するには、大きく分けて、以下のステップがあります。
先駆的な研究者達が可能性を示す
限られたメンバーで試行的に実現
皆が参加する大衆化
さて、この
試行的に実現
の難しさと、その解決法について、「見える化」を考えました。
今まで多くあったのは
有能な人材の超人的努力
による突破です。某放送局の「プロジェクト~」等が、こうしたイメージを広げています。こうした人材を上手く育て、活躍しやすいように支援するのは、管理職の大切な仕事です。
しかしながら
個人技より見える化して安定
は、経営的な見通しのために優れています。この為、もう少し作業内容を、細分化して考えました。大きく分けると、以下のようになります。
あるべき姿を描く
現状で欠けているモノを明確化
解決案を出す
動く物にまとめる
ルール化・設備の準備など
この中で、あるべき姿を描く作業が、個人技に偏りやすい部分です。一方、この段階の作業では
理論的な成果など断片的なモノ
->実現できる全体像を作る先行事例のようなイメージあるモノ
->できるだけ理論的に説明
の努力する必要があります。これを怠って
偉い先生が言っているから!
前例があるから!
だけの曖昧なイメージを理想像とすると
現実に合わない
トラブルが起こります。さらに
理論とイメージの相互作用
を明確にすることで
個人技から技術的協力作業
に持ち込む可能性が増えます。
なお、こうした理想像は、モデル化し文書化も一つの描き方ですが、それ以外にも物語的に表現するなど、色々な方法があります。ここでも、多くの人の協働作業が効果的です。