1年で得た日本的知恵
一年前に、日米の組織論比較を書きました。
日米の組織論の違い|鈴木良実 (note.com)
知識の働きで見る日米組織論|鈴木良実 (note.com)
課長の立場で機能集団/基礎集団|鈴木良実 (note.com)
これを今になって見ると、当時は
哲学的な思考ができる有能な人材が作った
機能の組み合わせが正しい
つまり
ゲゼルシャフトはゲマインシャフトより進化
と言う、西洋文明的な価値観に、支配されていたと思います。
これに対して、この一年で西田哲学などを学ぶと
西洋文明の価値観から自由
になりました。もう少し言うと
進化論的序列をつけない
無理に機能集団と基礎集団の分離をしない
発想ができるようになりました。
例えば、管理職で考えると
機能定義をキチンと行う
が
組織の基礎集団的つながりで
各人の努力にも期待
と言う面も考えた、組織運営があります。
こうして
理論的割り切りは一つの切り口
それを活かしながら
現実の複雑さ多様さに対応
が日本的な知恵だと思います。