実用的な将来予測
このnoteで「将来予測」について、色々と書いていますが
大げさになりすぎ
という危険性を感じました。つまり
将来予測は
日本社会の将来を考え
あるべき姿を描く
と言う感じで
日本社会を描く物語
将来社会を予測するゲーム
等を求めてしまいそうです。
しかしながら、私が求めていたのは
自分達が扱う製品の
使われ方の変化
を見る程度です。もう少し言えば、ドラッカーの言ったように
今起こっている変化を見て
その延長線を見る
程度の予測力で十分です。
ただし、ここで大切なことは
単なる数値変化の延長
ではありません。例えば
製品の売値の低下
を、グラフに描き、それを延長して危機感を持つ。これは、一つの入り口です。本当に必要とするのは
何故価格は低下したか?
自分たちも追従できるか?
利用者の変化はどうなる
使い方の変化
規模の変化
などを追求する力です。こうして
数値の意味を考え
その影響を想像する
力が、現在の変化の時代を生き抜く力になると思います。
この為、実際の対応は
現状について理論知識で説明
理論的な延長を考える
その結果を物語的に展開する
そこで再度理論的に説明
と言う手順になるでしょう。これは、社会科学の「ワラスの輪」の実用化だと思います。
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