学校と会社経験者の不幸な出会い
時々見る
学校に一般企業の知恵を!
と言う意見に関して、少し不幸な事例で考えて見た。
ある学校は、勝手なことを言う教師が多く、しかも生徒数が減少傾向にあった。そこで
某メーカーから校長を迎える
ことになった。なお、同社は構造改革として、大幅なリストラを実行中であった。
そこで新校長は
生徒数の減少が大問題
それに手をこまねいている教師が悪い
言うことで怒り
ノルマ達成という文化の無い学校の体質
を変えようとした。
彼は、自分で色々な学校を駆け巡り
とりあえず志願者をそろえた
が、生徒の質の低下は免れなかった。
その結果
その学校の持っていた
ブランドイメージは失墜した
と言う、戦略的な失敗になった。
その校長は
契約人気が切れて退職
となったが、学校のイメージダウンの被害は大きく、最終的には別法人に吸収されるようになった。
なお、この校長に対して、ある教師の評価がある。
彼は一応営業として仕事はした
しかし
戦略のある一流営業ではない
ノルマ達成だけの人
この不幸な出会いは
学校側は学校を知らない校長
校長はノルマなどのセンス無い教師達
のお互いを、馬鹿にした組織崩壊となっている。
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