動くイメージで思考実験
昨日書いた、抽象的な概念などのイメージ化ができると、このイメージの舞台の上で、色々と動かして
思考実験
ができるようになります。
ここで、「思考実験」という用語を使いましたが、この用語のイメージは
哲学者や物理学者が
新しい考えを説明
場面が多いでしょう。古くは、ガリレオ・ガリレイの落体の実験から、近くは、アインシュタインの相対性理論や、量子理論の思考実験が広く知れています。
このイメージから
我々凡人の及ぶところでない
と感じる人が多いと思います。また、このような学者の議論は、
理想的な状況と言う極端な話に偏り
そこで直感的に決断させる
手法が多く使われています。
しかしながら、思考実験と言う発想は、もっと広く使える手法です。
通常の状況で、普通の人の行動を想像する。そこで見えるモノがあります。例えば、自分が昇格して、今いる課の課長になると、内示されたとします。その時に
今いるメンバーをどう配置し
業務はどのように働くか
想像する人は多いと思います。こうしテ、想像すると、色々な問題点が見えてくる場合があります。仕事の流れを想像したら
人材不足や設備不足
仕事の不足で余る人材等
物語的な展開の中で見える
様になります。ここから、対策も見えてくるでしょう。こうして
実際に失敗する前に
思考実験で予防
は有効な手段です。
こうした、イメージを活用して、思考実験を上手に使っていきましょう。