管理職罰ゲームの理由
世の中には
管理職は罰ゲーム
という意見があるようです。
私は、自分の経験から、この問題に対して
管理職の動機づけが不十分という
という理由での、対応を考えていました。
確かにこれで状況は改善されます。
しかし、もう一つ本質的な問題が見えてきました。それは
経営的問題の責任負わされ
役です。具体的に言うと
構造的不況業種の状況改善
をその部門長に負わせる発想が、経営者にある場合です。例えば
現在のEVシフトで
ガソリンエンジン関連業種
の市場削減
という問題に関して
その部品製造部門長の責任
として対応させる。結局スケープゴートになるという場合です。
この問題は、逆に
部門長に新規事業展開権限
があるなら
自分で状況打開
という言い方もできるでしょう。
ただし、その場合でも
必要資源を与える
新規の失敗を許容する
という支援がなければ
罰ゲーム
としか言えませんね。