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アメリカの根底にある恐怖
前に、アメリカの組織論などで
アメリカ文明の強さ|鈴木良実|note
について書きました。
この原因について、進化で議論したのが、西洋文明全体にある
「進化」の考え方|鈴木良実|note
です。
しかし、もう一度考えると
アメリカ特有の問題
があるように思います。それは
先住民から力で土地を奪い取り
奴隷労働で反映した歴史
です。こうした
暴力支配の根拠
としての
進化した者の支配
という発想がありました。この考えは、現在は
表面的には消えて
います。しかしながら
高学歴者の指導
等の形で、今も残っています。こうした
支配のための優位性
である
学問的知識
は
被支配者の助けを借りない完全なモノ
でないといけません。これを物作りで言えば
設計者の指示通りで動く
物作りとなります。そこで、現実にでるバラツキは
公差の範囲に抑える
という発想で吸収していきます。こうして
多少のガタつきはがまん
という考えでモノを作ります。日本の文明なら、社員は皆で貢献と
現場の職人の手直し
で
完全なモノに仕上げる
活動がありますが、アメリカでは、それを許すと、支配者の優位性が崩れる恐怖があり、現場の意見を聞くのは難しくなります。
これは、工業の物作り発想ですが、組織などでもこの発想が出ています。こうして考えると
アメリカの組織論は機能集団
だが
日本の組織は基礎集団もある
と言う状況が説明できると思います。
こうした
地位が脅かされる恐怖
で必死で働くのが、アメリカの「エリート」ではないかと思います。