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観ると感情が起きる

西洋文明は、古代ギリシャの哲学にもあるように

抽象化して考える

手法を有力な武器としています。そのために、物事を見るときにも、無意識的に

理想化した物と対比し
必要な物だけを見る

傾向があります。

一方、私たちの文明では

そのままのモノを観る
その世界に浸る

発想があります。昨日の十乗観法でも

不思議の境地を観れば
慈悲の心が起こる

のが自然と考えています。こうした

感情まで起こす観る

が、東洋的な見方だと思います。例えば

水の循環

について学ぶ場合でも、西洋文明の発想では

H2Oが液体なら水で流れ
蒸発して空気中に上り
冷えて雨として地上に降る

と言う「科学的」な見方になるでしょう。

しかし、もう一つ別の発想もあります。

水は流れて色々な土地を潤し
農作物などを作る
そこで働く人に役立つ

等の見方です。ここでは

働く人への感謝
自然の恵みへの感謝

が起こります。

このように、感謝や慈悲などの

感情を起こす観る

を見直すべきではないでしょうか。

以下も参考にしてください。

川を観る|鈴木良実 (note.com)

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