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指導的行政官僚の動機付け

昨日の記事の裏側を、大衆指導者の動機付けで、考えました。
日本的全員参加の社会へ|鈴木良実

つまり

指導者は優位に立つから責任を持って仕事

と言う動機付けです。西洋文明なら

ノブレス・オブリージュ - Wikipedia

と言うでしょう。

日本の場合には

学校教育における成績競争
優位者に指導者責任

と言う形ですり込まれたモノが大きく影響しています。

しかしここで困ることは

試験成績での優位

が評価基準になっていることです。

私の考えでは

広く総合的な視野で
深く考え抜いた政策

を皆に示し

こうした考えが出来るから尊敬

と言う発想が重要だと思います。

私は、ある都市の監視制御装置の現地調整中に、幹部の人が若い人に

宅地を増やすことも大事だが
将来のために緑の確保で
水田を残すことも検討するように

という指導を漏れ聞きました。これを聞いたとき、私は

このような大局観と長期視点は凄い

と尊敬の心が自然に浮かびました。

こうした

立場に対する尊敬でなく
考え方や成果への尊敬

で、動機付けもあると思います。

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