教科書の力を発見
今年の発見の一つは
教科書の位置づけの変化
です。
五月に書いた
課長を育てるための教材|鈴木良実
では
知識不備のための教科書
と言う位置づけでした。これは
特定分野の理論知識付与
が主な内容になります。
しかし十月になると
平成の技術者は何をすべきだったか|鈴木良実
教科書作成で技術の大衆化|鈴木良実
教科書作成の重要性|鈴木良実
と言う、一連の記事が示すように
物事が出来るように
総合的な指導書
を求めるようになりました。この「教科書」は
学校の教科書より
一般向けの新書
に近くなります。そこでは
必要な分野の理論知識
具体的なエピソードの相互作用
を求めていきます。
また、技術の大衆化では
マニュアル化
を思いつく人や
ルールで縛る
発想の人も居るかもしれません。しかしこれらの発想は
個人の自由裁量を縛る
考えです。
私は、個人の力を信じ、教科書で伸ばす方がよいと思います。